美顔ローラー、ご存じですよね？
あの顔をコロコロやってたるみを取ったり肌にハリをもたらしたり、リンパの流れや血流も促進させて、たちまち美人の小顔に変身できる･･･ほんまかいな、なヤツですが。

実はあれって、けっこう効き目があるんですよね、実は･･･。

というのも、あんまり言いたくない話で隠しておきたいことなんだけど、この際だから･･･。

この際って、何なのよな、わけの分からん言い草だけど、とりあえずコロコロ美顔ローラーの話の続きね。

この美顔ローラーはReFa（リファ）っていう名称の、流線型のボディに２つのまん丸いローラーが付いてるヤツ、わかるでしょうかね？

パッと見たら･･･ジッと見てもだが、クリオネみたいな姿形のキラキラしたステンレス系の美顔ローラーなのよね、うちにあるのが。

実はこの美顔ローラーは、名古屋に本社のあるMTGという伸び盛りの会社が販売しているんだけど、以前に岩盤浴やゲルマニウム温浴に酸素バーなんかを組み合わせた温浴サロンを経営していたときに、仕入れたヤツなのよ。

お試しでセットで仕入れたんだけど、受付カウンターに見本を展示しただけの、これも売ってますよ･･･的な遠慮しいしいのおっかなびっくり販売商法で、そんなに売れるはずも無いのよね。(´д｀;)

それでも何とかボチボチ売れて、売れ残った最後のヤツを彼女（妻）用に引き取ったという経緯で我が家に紛れ込んで来たのですよ。

そして、何年かぶりにテレビの通販で類似品が出ているのに刺激を受けて、ごそごそ探し出してみたわけですね。

通販でやってたヤツはちょいと違うタイプのローラーで、電動式の小さなグリグリが６個だか８個だか付いていて、二の腕や太ももや下腹のぜい肉をモミモミして落としてくれるっていうのだったんだけど、ね。

まぁ、その通販番組を眺めていて下っ腹に手をやってみたら、あらまぁ、何としたことでしょう･･･的な危機感を覚えたわけですよ。(´д｀;)

そこで、ごそごそが始まったんだけど、晩ご飯を食べ終わってから寛いでテレビを観ながらの、コロコロが始まったと思ってください。

ころころというより、ギュウ～～ッと肉を挟み込むんですよ、２つのまん丸いローラーが･･･。

いててててッって顔をしかめながらも、痛いからこそ効き目があるんだわいってな調子で続けていたんですよ、毎日毎日コツコツと、noteみたいに根気よく毎日更新ならぬ、毎日降参せずに連続コロコロを続けたのよね。

そしたら、なんだか少しずつスッキリしてきたわけですよ、下腹からへそ周りにかけて、なんだかね。(^o^)

そうなったら、いっそう励むでしょコロコギュウ～～ッってやつを。

まぁ、そんなことをテレビを観ながら１ヶ月くらい続けたもんだから、途中からは慣れたせいか痛みを感じなくなってきたのよね。

こりゃぁ～痛くないぞ！

って、張り切ってギュウ～～ッギュウ～～ッコロコロってやり続けていたある夜のこと。

なんか右手がべたつくなぁ･･･と、コロコロの手を止めて指先を見ると･････おおぉぉぉ～～～マイガッ！＼(!o!)/ｵｵ!

何と言うことだ、指先が血だらけじゃ無いか！

どうした？
何が起こった？
誰の血だぁぁぁぁぁ～～～～～～ぃぃい？

よくよく見てみると、ヘソの右脇が･･･切れてるじゃ無いか！
へその右脇が血まみれになってるじゃ無いか！

なぜだ！
なぜ、こんな不思議な現象が起こってしまったのだ！

も、もしかして、腹を食い破って寄生虫かなんかが出てきやがったのか？
そんなはずは無い･･･。

寄生虫の奴らは、今の時期は･･･帰省中だ！
戻ってくるにしても、途中の検問で･･･規制中のはずだ！

そんなことが頭をよぎり、不安の大波小波が押し寄せるさなか、思い切ってヘソの右脇の血まみれ現場を確認すると･･･。

長さにしたらわずか数㎝だけど、切れてるじゃ無いか！
そっから出血したのを、コロコロギュウ～～ッギュウ～～ッコロコロで右脇じゅうに塗りたくってしまったらしいのよ。(/_;)

血を拭き取ってみると、幸いにも傷は浅い。
そりゃ、そうだわね。

切腹したわけじゃないし、刃物で切りつけたわけでもないし、切れた原因は美顔ローラーのオマタの部分が割れてしまって、その鋭利な破損部分が刃物のようにギュウ～～ッてつまみ込んだ腹肉をカットしたということなのよ。

まぁね、ちょっとでも効き目を出そうと、必死こいてギュウギュウやってたから、美顔ローラーも耐えられなかったんだと思うのよ。

それぐらい腕力が付いたとも言えるわね。(´д｀)

それからどうしたか。

割れた損傷部分を木工用ボンド（これしか無かったので金属には不適だけど気休めにね）の古くなったヤツ･･･飴状になって、いかにも効かなそうな個体になりかけの元液状タイプをたらし込み、セロテープでグルグル巻きね。

とりあえず、こんな応急処置を施してあげて、割れ目が広がらないように親指と人差し指でしっかり挟み込んで、いたわりながらギュウ～～ッギュウ～～ッコロコロと、まだ使ってますよ。(^_^)b

とてもじゃないが、メーカーに修理依頼できるような話じゃ無いし、製造物責任法が適用できるようなケースでも無いことは十分承知の上で、さりとて新品を買うほどの残り肉があるわけじゃ無し、これでいいのだ。

ここまで読んでくださったあなたに言うのもなんだけど、こんなアホな切腹話を、誰が信じるというのでしょう。( ´艸｀)

でも、信じるか信じないかは、あなた次第です。(^_^)b

ってことで、今回は
「美顔ローラーでコロコロやってるうちに切腹してしまった残念なヤツって誰だ！」という情けないエピソードでした。

では！

切腹するのも　　のほほんと。