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7月6日:雇用強く金利上昇!

こんにちはやす( @YasLovesTech ) です。

激務につき久しぶりの投稿になります💦

本日は民間の雇用統計が予想より早く強かったということで調整の材料になりました。本番は明日の雇用統計になります

【予想】
新規雇用:22.5万人
失業率:3.6%

ドル円は143.8と米国金利上昇とは逆の動きです👀

私の考えは最後に

【7月6日マーケット状況】

✅ ダウ平均:33,922.26 (- 366.38, -1.07% )
✅ S&P500:4,411.59 (- 35.23, -0.79% )
✅ ナスダック:13,679.04 (- 112.61, -0.82% )
✅ 10年金利:4.035% (+ 0.099% )

良好な雇用統計が発表され、Fedによる利上げへの懸念が高まり、ダウ平均株価は大きく下落。プライベートセクターの雇用は6月に49万7千増加し、これは2022年7月以来の最大月次増加。この結果、投資家の経済と金利への不安が高まりました。一方、メタ(旧Facebook)は新プラットフォームのローンチ後に高値を記録。また、JetBlue Airwaysは提携を終了し、株価が7%以上下落。ADPの雇用データ公表後、トレーダーたちは金曜の給与データに注目。アフターマーケットでは、Levi StraussとCostcoが下落。金曜の給与レポートは、Fedの政策進路に対する新たな手がかりになると予想されています。

【主なマーケット指標】

▶️ ADP非農業部門雇用者数の変化(6月):
結果:497K人
予想:228K人
前回:267K人

▶️ 初回失業保険申請件数(7月6日):
結果:248K件
予想:245K件
前回:236K件

▶️ ISM非製造業PMI(6月):
結果:53.9
予想:51.0
前回:50.3

▶️ JOLTs求人数(5月):
結果:9.824M件
予想:9.935M件
前回:10.320M件

【本日のニュース】

▶️ メタの新アプリ「スレッド」使い方と欠点
メタは新たなインスタグラムのコミュニケーションアプリ「スレッド」をリリースしました。このアプリは、近い友人と写真やメッセージ、ストーリーを共有することを目的としています。しかし、グループメッセージングの機能やユーザー間でのビデオ共有など、いくつかの重要な機能がまだ欠けているとの声が上がっています。

▶️ ツイッター、メタをスレッドアプリでの商標侵害で訴える
ツイッターは、メタが新たにリリースした「スレッド」アプリがツイッターの特許を侵害していると主張しています。ツイッターはこの問題を法的に追求する意向を示しており、テクノロジー業界での知的財産権の保護が再び注目されるきっかけとなっています。

▶️ 金曜の雇用統計、依然として堅調な労働市場を示す可能性
金曜に公表される雇用統計は、引き続き労働市場が堅調であることを示すと予想されています。非農業部門の雇用者数は増加し、失業率も低下する見通しで、経済の健康状態を示す重要な指標となるでしょう。

▶️ ADPの報告によると、民間部門は6月に497,000人の労働者を増員
ADPの最新の雇用レポートによれば、米国の民間部門は6月に497,000人を雇い、労働市場の堅調さを示しています。この結果は、経済の回復が続いていることを反映していると言えます。

▶️ FDA、更に多くのアルツハイマー患者に治療を提供するLeqembiを承認
FDAは、アルツハイマー治療薬Leqembiの使用を承認しました。この承認により、更に多くの患者が新たな治療を受けることが可能になり、アルツハイマー治療の新たな範囲が開けることを示しています。

▶️ ウォールストリート、金利上昇の衝撃に苦しむ
ウォールストリートのトレーダーたちは、金利上昇の衝撃により苦境に立たされています。最近の金利の急上昇は、投資家にとって未知の水域に突入していることを示しており、市場の将来を不確定なものにしています。

【所感】

以前から書いてる通り、ここ数ヶ月は利益の伸び以上に株価が伸びており、PERも伸び切ってますので、調整が必要な状態ではありました。雇用統計や消費者物価指数は調整の理由にはなるので一時的に最大5%ほどの下落は警戒すべきでしょう。

しかし、雇用統計や消費者物価指数は大事とはいえ、相場はそれだけでは動きません。去年の局面は金利に加え、企業業績の予想も悪化を続けてたので大暴落しました。今回は、今の所企業業績の予想は堅調で来年に向けてプラスです。これがQ2の決算終わるまでに本当に堅調か、それともまた悪化するのかで今後の動きは大きく変わるでしょう。少なくとも金利高い、インフレ強いとかだけで、インフルエンサーは暴落を煽りがちで、ショートを醸し出す人もいるかもしれませんが、企業業績が強ければ焼かれる結果になるのでくれぐれも気をつけてください。今回はAI需要が完全織り込まれておらず、企業業績が好調な可能性は十分にあります。

7月12日のCPI前後、7月17日からの決算、そして25・26日のFOMCで大きく動くことになると思いますが、慎重に相場に向き合っていきたいですね。経済指標的には雇用統計よりCPIの方が大事だと思います。雇用強いのとインフレに相関性はあるものの、結局はコアCPIが鈍化してるかが一番重要なので、雇用強いの声に惑わされずしっかり本質を見ていくべきだと思います。

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