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深田萌絵さんの会社が「Revatronが中国テンセントとケントンIoTとの戦略的パートナシップ締結を発表」とプレスリリースした件の周辺情報まとめ

深田萌絵さん(本名:浅田麻衣子)の会社Revatron株式会社が、2018年12月に中国のテンセントと戦略的パートナーシップを締結した事は、本人が会社のプレスリリースを出している事から、紛れもない事実です。
今回は、このプレスリリースに関連する
・テンセントとの戦略的パートナーシップの締結についての情報
・中国での5Gへの関りについての情報
・中国での半導体プロジェクトについての情報
・日本での訴訟についての情報
など、周辺情報も含めてまとめていきたいと思います。


①Revatron株式会社とテンセントとの戦略的パートナーシップ

Revatron株式会社のプレスリリース(2018-12-06)

Revatron株式会社(レバトロン 本社:東京都中央区 代表取締役:浅田麻衣子)は、2018年12月6日(木)、中国深セン市に本拠地を置く中国SNS大手Tencent社(以下、テンセント)中国半導体企業Kentton IoT Technology社(以下、ケントンIoT)とBoT(Blockchain of Things)技術開発及びプラットフォーム開発に関する戦略的パートナーシップ契約の締結を発表いたしました。

RevatronはケントンIoTと共同で米FPGA大手Xilinx社のFPGAをベースにデプスカメラ・ソリューションをテンセントに提供します。テンセントは人工知能開発において先駆けた技術を持ち、3次元映像をベースとしたマシンラーニングにも意欲的に取り組む意向です。通常、2D画像で行われるマシンラーニングを3D映像で行うことにより、精度や認識率が向上するため、無人店舗等での顔認識時の誤認率を引き下げることが目的です。

3Dマシンラーニングによる認識ソリューションは、商用車の自動運転、AGVなどの認識用ソリューションにも利用されます。

2018年10月20日(土)に中国南昌市で開催された世界VR展において開かれた『5G+VRフォーラム』にRevatronはスピーカーとして登壇し、5G時代に必要とされる映像の高速伝送技術に関して世界に先駆けるソリューション・ベンダーとして中国5G通信メンバーともパートナーシップ契約を締結しました。

Revatronは、5G通信時代に向けて放送用4Kロスレス動画伝送ソリューション、IVoI(インスタント・ビデオ・オーバー・インターネット)ソリューションを開発し、来年春以降から市場に投入する予定です。

12月5日(水)から7日(金)にかけてパシフィコ横浜で開催される国際画像機器展でDOORsの展示を行ないます(62番ブース)。
3Dマシンラーニングの詳細は、同展示会内で12月6日(木)15時10分から開催される弊社代表の浅田によるセミナーでご案内します。セミナー詳細は主催者までお問い合わせください。

https://web.archive.org/web/20200407071720/https://www.dreamnews.jp/press/0000186124/

本人がYoutubeで、テンセントと共同で研究・実験をしたと語る

深田萌絵さん本人も、Youtubeでテンセントとセキュリティーソリューションを研究・実験したと語っています。

【猫組限定一部特別公開】右や左以上に大事なこと。経済の未来と国民の生活。 【深田萌絵TV】 2021/06/14(12:50~)

https://youtu.be/bwoDUVBzj9c?si=BGYi8LAnQ8N7weOS&t=773

また、プレスリリースから判明した情報として、テンセント以外の会社とも戦略的パートナーシップを締結している。

・ケントンIoT(西咸新区坤同物联科技有限公司)とも締結

共同で米FPGA大手Xilinx社のFPGAをベースにデプスカメラ・ソリューションをテンセントに提供

・中国5G通信メンバー(おそらくチャイナモバイル)とパートナーシップ契約

5G時代に必要とされる映像の高速伝送技術に関して世界に先駆けるソリューション・ベンダーとして、パートナーシップ契約を締結


②世界VR展の『5G+VRフォーラム』にスピーカーとして登壇 @中国南昌市

プレスリリースにあるように、Revatron株式会社は中国南昌市で開催された、世界VR展の『5G+VRフォーラム』にスピーカーとして登壇しています。

2018世界VR産業大會:5G賦能VR産業新機遇
https://archive.li/X8Yy8

その、2018世界VR産業大會のプログラムのP24とP26に、
Revatron株式会社のCTO(最高技術責任者)として、ジェイソン・ホー(Jason Ho)の名前と顔写真が掲載されている。
また、チャイナモバイルの部長代理も登壇している。

https://web.archive.org/web/20190510124214/http://www.chinadaily.com.cn/specials/Programof2018WorldConferenceonVRIndustry.pdf

2018世界VR産業大會のプログラム(PDF


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プログラム 26ページ


③西咸新区坤同物联科技有限公司(ケントンIoT)の周辺情報

Revatron株式会社がテンセントと共に戦略的パートナーシップを締結したとされる「ケントンIoT」。
中国名は「西咸新区坤同物联科技有限公司」。

この会社は、プレスリリースで紹介されたような「半導体企業」ではなくIoT企業であるが、兄弟会社に「陕西坤同半导体科技有限公司」という半導体企業が存在しています。
関係を解説すると、坤同科技(北京)有限公司という北京の会社があり、その子会社として2つの企業があります。

【親会社】
・坤同科技(北京)有限公司
2018-02-07設立

【子会社】
・陕西坤同半导体科技有限公司
(半導体企業・2018-07-06設立
・西咸新区坤同物联科技有限公司
(ケントンIoT・2018-08-18設立

この3つの会社は全て2018年に設立されている。
Revatron株式会社は、設立してすぐの会社と戦略的パートナーシップを締結したということがわかります。

ケントンIoTは半導体企業ではなく、情報もほぼ出てこない。
兄弟企業の陕西坤同半导体科技有限公司については、中国の大規模な半導体プロジェクトでの失敗が確認されています。

④陕西坤同半导体科技有限公司のプロジェクト

陕西坤同柔性半导体基地

2018年10月16日のニュースの情報を読むと、
「フレキシブル半導体、フレキシブルディスプレイ」というようなコンセプトを掲げて、ディスプレイ技術に関連する半導体の開発と製造をする目的で設立されたようです。
有機EL、折り畳み可能なディスプレイの技術などと思われるが、日本語記事なのに、日本語がめちゃめちゃで、恐らく中国の記事を自動翻訳しただけの可能性が高いですが、以下にニュースを紹介しておきます。
https://japan.zdnet.com/release/30274579/

TOKYO, Oct 16, 2018 - ( JCN Newswire ) - 10月16日午前、「柔里陝乾坤、屏中耀大同(フレキシブルに乾坤の煌きを、スクリーンに大同の輝きを)」をテーマとする陝西坤同フレキシブル半導体サービス製造基地プロジェクトが誕生し、そのキックオフ記者会見が陝西省西咸新区澧西新城で盛大に開かれた。

会場には中国政府の指導者、国内外の提携パートナーおよびメディアの多くの方々が集まり、開発チームの開発した5.2インチ内外折り畳み可能なフレキシブルディスプレイも展示された。

坤同はフレキシブル半導体と新型ディスプレイ技術の開発およびその国産化に専念する中国初のハイエンド企業であり、技術開発に全力を注ぎ、積極的に知的財産権を蓄積し、自主および自己制御を成就した。今後のディスプレイと半導体の発展という重要な課題に対して、坤同半導体は一連の革命的技術をもってフレキシブル半導体ディスプレイ分野で革新し続けていく。

(中略)

記者会見では、中国国家発展改革委員会、陝西省発展改革委員会、省財政庁、西咸新区およびその他の政府機関と指導者が陝西坤同フレキシブル半導体サービス製造基地プロジェクトに対してお祝いのあいさつを述べ、中国フレキシブル半導体やディスプレイ産業の今後の発展に貢献した坤同に感謝するとともに、政府としては業界各社とともにフレキシブルディスプレイのサプライチェーンを構築し、業界の見本を樹立し、素晴らしい未来を切り開く決意であることを述べられた。

陝西坤同柔性半導体科技の卓建宏総経理が会社の経営陣を代表してあいさつし、会場の中国政府指導者および業界関係者に坤同の今後の発展計画を紹介し、試練やチャンスに満ちたフレキシブル半導体およびディスプレイ産業の発展の道のりにおいて「ターミナル革新の駆動、人類視野の改革」を主旨にすべての提携パートナーと手を携えて、産業の新生態を建設していきたいと述べた。

調べによると、陝西坤同フレキシブル半導体サービス製造基地は中国陝西省の重大科技産業プロジェクトであり、総投資額が400億元、プロジェクトには世界級フレキシブル半導体&ディスプレイ技術開発認証センター、強大で完全なフレキシブル半導体&ディスプレイサプライチェーンおよび生産能力規模が月30Kの大型基板の第六世代完全フレキシブルAMOLED模範量産ラインが含まれ、主要にはアレー(array)、AMOLED蒸着(EL)、フレキシブルモジュールという三大工程があり、基盤サイズが1500㎜×1850㎜であり、製品が中小サイズフレキシブルAMOLEDディスプレイモジュールを中心としている。陝西坤同フレキシブル半導体サービス製造基地はお客様により全面的な製品技術案を提供し、その革新発展を推し進めることによって製品の発売時間を短縮することができる。

プロジェクトの用地面積は約2000ムー、建設されるクリーンルームの面積は約55万m3であり、これは陝西省ではこれまでにない巨大なクリーンルームとしてある。計画によると、プロジェクトは2020年第四四半期に稼働し始め、2021年第三四半期に正式に大量生産する予定である。

陕西坤同柔性半导体基地プロジェクトは

・中国国家発展改革委員会が祝辞を述べ
・中国陝西省の重大科技産業プロジェクト
・総投資額は400億元

という大規模なプロジェクトである事がわかります。
総投資額の「400億元」は、2023年11月8日時点のレートで8,326億9,146万6,994円。
また、

・フレキシブルディスプレイのサプライチェーンの構築
・生産能力は30000/月
・中小サイズフレキシブルAMOLEDディスプレイモジュールを中心に生産
・2020年10月~12月に稼働開始
・2021年7月~9月に大量生産開始

などを予定していました。

半導体プロジェクトの失敗

しかし、このプロジェクトの運営者は半導体業界の運営をしたことがなかったらしく、2020年秋には失敗したと報道されています。
同じ時期失敗した中国の半導体プロジェクトとして、投資詐欺だったと話題になった武漢宏新半導体製造有限公司などもあります。

「習近平のチップ製造失敗、百億規模のプロジェクト6つが中止」
2020年10月7日
https://www.visiontimesjp.com/?p=9582

 陝西省の敷地面積約2000ムーの陝西坤同半導体科学技術有限公司が2018年に設立され、もともとは400億元近く投資して、第6世代のフレキシブルスクリーンの生産ラインを構築することを計画していたが、苦境に陥って、中核となる幹部は全員退職した。

「深度丨千亿级半导体项目烂尾背后:投资方无经验 缺人更缺钱」
每日经济新闻 2020-09-23
https://www.nbd.com.cn/articles/2020-09-22/1510392.html

「ギャンブル型投資の後遺症が進行中、陝西昆通の400億フレキシブルスクリーンの故障が始まった」界面新闻 2020.05.20
https://tech.sina.cn/2020-05-20/detail-iircuyvi4155605.d.html


2020年4月30日の記事で恐ろしい内容を発見

なんと、2018年10月に始まったこのプロジェクトの支配株主である坤同科技(北京)が、この記事の時点で、まだ出資金を支払っていないと・・・

资400亿!号称国内首个柔性半导体项目陷停滞,陕西坤同董事长独家回应
资本风云 2020年04月30日
https://www.jiemian.com/app/index.html

登録資本金138.9億人民元
設立当初、陝西昆通半導体有限公司の株主は3社であった。
坤同科技(北京)有限公司が60%、GSF Global Co., Ltd.が35%、西咸新区沣西发展集团有限公司が5%を出資し、登録資本金は20億米ドルであった。
陕西坤同半导体の会長は李肖燕氏、総経理は卓建宏氏で、多くの専門チームを集めている。
1年半後、つまり今年1月10日、陕西坤同半导体の株主は北京坤同と沣西发展集团の2社だけになった。

注目すべきは、会社の登録情報によると、今年1月10日、会社の登録資本金が設立時の20億元から138億9000万元に変更されたことである。
このうち、北京坤同は95%を出資し、131億9550万人民元を拠出している。 協力と支援の誠意を示すため、沣西发展集团は5%の株式を保有し、6億9450万人民元を拠出している。

(中略)

支配株主は実際の出資をまだ支払っていない
上記の資本金の変更も、前部長の辞任などの変更から始まります。
この労働争議の前に、陕西坤同半导体には「こぶ」があった。
2019年10月に前総経理の卓建紅氏が突然辞任し、中核となる幹部らも相次いで退職した。当時、外部からはあまり注目を集めませんでしたが、内部的には会社の正常な発展に一定の影響を与えました。
前総支配人が辞任した具体的な理由については、まだ明確な説明はない。
同社は労働争議などで外部から疑問視されており、資金はまだ整っておらず、一時は経営が困難だった。
この点に関して、両株主は科技革新委員会日報の記者に対し、沣西发展集
は設立以来継続的に出資を支払っているが、北京坤同はまだ出資を支払っていないことを確認した。

https://m.jiemian.com/article/4322574.html

巨大プロジェクトを言い始め、出資者を募り、すんごい事をやるんだぞーっと言い続けていた坤同科技(北京)が、95%株式保有しているのに出資金をまだ払ってないとか、どんだけ恐ろしいんですか・・・

⑤「中国の発展を妨害した」と日本国を訴える行政裁判

2018年12月、深田萌絵さんの会社Revatron株式会社が、戦略的パートナーシップを締結。
そのわずか1週間後である2018年12月13日に、深田萌絵さんとケントンIoTは、共同原告で我が国に対して行政裁判を起こしています。(平成30年行ウ557)
その深田萌絵さん率いる原告団の主張として
「中国の発展を妨害するために、(中略)チャイナモバイルやテンセントが5G通信技術を用いたソリューションを展開することを妨害し、原告団に甚大な損害を与えた。」
と書かれています。

この裁判では、深田萌絵さんがYoutubeやSNS、講演会などで、中国の背乗りスパイとして何度も何度も登場させている藤井氏を、日本政府が雇用したスパイとして登場させています。
詳細は別のnoteでご確認ください。

もしも、深田萌絵さんの主張が本当で、日本政府が雇用したスパイが中国の発展を妨害、5G技術開発を妨害したのであれば、日本政府やるやん!!!!スパイとか雇用できるん知らんかったけど!!!!と称えるべきなのではないでしょうか?
(深田萌絵さんの主張が、もしも、万が一、本当であればのお話です。)

※深田萌絵さんがこの裁判で「日本政府が雇用したスパイ」という設定にしている藤井氏は、深田萌絵さんが経営している2代前のRevatron(同じ名前の会社をいくつも作っています)に、1000万円の債務弁済を求める裁判を起こしたら、ご自身の出自(中国残留邦人3世で幼少の頃日本へ帰国)を悪用され、「背乗り中国人スパイだ」というデマを10年近くバラ撒かれ、大量の嫌がらせの裁判を起こされてているが、深田萌絵さんは藤井氏との裁判に負け続けています。


とにかくデタラメな前提と情報の歪曲をし続けているが、
私のように両側の主張をしっかりと確認し、法律や当時の時代背景等を調べた結果、藤井氏の主張はまっとうであると判断し、事実や資料を提示している側まで「中国スパイ」としています。

「アタシの存在が都合が悪いから、たくさんの中国スパイに攻撃されている!」というような主張をされているんです。
こちらが提示した法律や当時の時代背景に基づく情報が間違っているというのであれば、「スパイ!スパイ!」と叫んでばかりおらずに、しっかりと反論されればよろしいのに。

⑥矛盾

①で紹介した深田萌絵さんの動画、実はこのような事を前後で主張しています。

パナソニック半導体は、宇宙航空、ディフェンス、防衛のチップを焼いていたと、そういうのは外為法で取り締まられているはずなのに、それが流出してるじゃないかという、それは隠して、私がテンセントとIoTのね、ソリューションを出しました、セキュリティーのソリューションの研究っていうか実験を一緒にしました、それは国防になんの影響ももたらさないですよね。
私は外為法を何一つ破っていないし、センシティブなデュアルユースの技術のやり取りをしてるわけでもない。
そういう取引と、確実にアウト、それはデュアルユースだよね、レーダーの技術、センサーの技術、それは外為法で規制されている範囲ですよね、っていうねそういうちゃんとした議論をしてないんです。

https://youtu.be/bwoDUVBzj9c

まず、パナソニック半導体のヌヴォトンへの売却は外為法違反ではありません。
パナソニックの半導体部門が防衛のチップを製造していたなんて事実はありません。詳しくは別のnoteをご確認ください。


そして、ここで深田萌絵さんは「テンセントとセキュリティーのソリューションを出したのは国防になんの影響ももたらさないから問題ない」ということを言っていますが、
プレスリリースでRevatron株式会社と共同でデプスカメラ・ソリューションをテンセントに提供したとされるケントンIoTと共同原告となり日本国を訴えた裁判での主張では、「中国の発展」に関わるほどの技術開発を中国でされていたようですが、

中国の発展に関わるほどの技術をチャイナモバイルなどと契約をして開発をすることは、日本の国防に影響はないというのですか?

Youtubeでは国防になんの影響もないと言いながら、
裁判では中国の発展に寄与するほどの技術だと言っているようですが…
これは矛盾していませんか?

⑦時系列整理

2018-02-07 坤同科技(北京)有限公司 設立
2018-07-06 陕西坤同半导体科技有限公司 設立 
2018-08-13 西咸新区坤同物联科技有限公司(ケントンIoT) 設立(代表:董雄)
2018-10-20 世界VR展の『5G+VRフォーラム』にスピーカーとして登壇 @中国南昌市
2018-12-06 Revatron株式会社プレスリリース「テンセントと戦略的パートナーシップ契約を締結」
2018-12-13 〔平成30行ウ557〕行政訴訟  ケントンIoTと共同原告「日本政府が中国の発展を妨害した」
2018-12-21 〔平成30行ウ557〕判決 却下

私は、これまでの経験から深田萌絵さん発の情報は全て信頼に足りえないと思っています。
一つの事象について、【YoutubeやSNS】と【裁判】で真逆といってもいいほど違う主張をしている。

何故そんなことをするのか不思議に思いませんか?
みなさんも、時系列をしっかり確認し、ニュース記事や会社情報を照会しながら事実を探しましょうね。


参考資料

企業情報

・西咸新区坤同物联科技有限公司(ケントンIoT)
https://archive.li/jSC5m

・陕西坤同半导体科技有限公司https://www.qcc.com/creport/cd80a5d388fd08ee525ecf3b05502eb4.html

・坤同科技(北京)有限公司
https://www.qichamao.com/orgcompany/searchitemdtl/d1e0a06bf1709d770920f9257124365f.html

※中国の企業情報の閲覧は、数年前に比べると外国からの閲覧に制限がかかってきていて、使いづらくなっています。


2018世界VR産業大會


・当時のニュース「2018世界VR産業大會:5G賦能VR産業新機遇」
https://archive.li/X8Yy8

・2018世界VR産業大會のプログラム(PDF)https://web.archive.org/web/20190510124214/http://www.chinadaily.com.cn/specials/Programof2018WorldConferenceonVRIndustry.pdf


中国半導体プロジェクトと失敗関連ニュース


・中国初のフレキシブル半導体サービス製造基地が陝西省西咸新区に誕生
OLED Industry From: JCN Newswire 2018-10-16 11:00

https://web.archive.org/web/20210421074047/https://japan.zdnet.com/release/30274579/

・陝西省でフレキシブル半導体製造基地の建設プロジェクトがスタート、2021年後半に大量生産開始 中国 2018年10月18日
https://www.acnnewswire.com/press-release/japanese/47061/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%83%BB%E9%99%9D%E8%A5%BF%E7%9C%81%E3%81%A7%E3%83%95%E3%83%AC%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%96%E3%83%AB%E5%8D%8A%E5%B0%8E%E4%BD%93%E8%A3%BD%E9%80%A0%E5%9F%BA%E5%9C%B0%E5%BB%BA%E8%A8%AD%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88%E3%81%8C%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%88%E3%80%81%E7%B7%8F%E6%8A%95%E8%B3%87%E9%A1%8D400%E5%84%84%E5%85%83

・Kuntong Semiconductorの400億プロジェクトが行き詰まり、大株主の投資に関するニュースなし 北京新浪 (2020-05-06 09:15)
https://web.archive.org/web/20200513072555/https://news.sina.com.tw/article/20200506/35070050.html

・深度丨千亿级半导体项目烂尾背后:投资方无经验 缺人更缺钱 
 2020-09-23

https://www.nbd.com.cn/articles/2020-09-22/1510392.html


おまけ

めちゃくちゃな情報をご紹介

深田萌絵さん発の情報がどれだけめちゃくちゃか、今回の記事に関連する情報でご紹介しますね。

・プレスリリースで戦略的パートナーシップを締結したと発表しているケントンIoTは、半導体企業ではなくIoT企業。

・裁判で「ケントンIОTの親会社は陝西坤同柔性半導体科技であり」と言っているが…
陝西坤同柔性半導体科技という会社は存在しない。
②ケントンIoTの親会社は坤同科技(北京)で、
兄弟会社の名前は陕西坤同半导体科技で、
それが出資した巨大プロジェクトの名前が陕西坤同柔性半导体基地です。


片側からしか出ていないプレスリリース

実は、Revatron株式会社は「テンセントと戦略的パートナーシップを締結した」とプレスリリースを出しましたが、テンセント側からはプレスリリースが出ていません。
プレスリリースというのは、通常両側から出るものなんですが、テンセント側からプレスリリースが出ていないのは何故なのでしょう・・・?

さらに実は、以前にも相手側のプレスリリースがどこを探しても見当たらない事がありました。
それが、Revatron株式会社のCTO(最高技術責任者)のジェイソン氏が以前作ったマイ・ロジック(Mai Logic)という会社が2002年7月に出した
「マイ・ロジックとカイザー・エレクトロニクスが次世代JSF飛行制御/表示システムの開発で提携」です。

ジェイソン氏が深田萌絵ブログ(2023年1月に記事全削除)や最近ではYoutubeなどで、「オレのF-35の技術が盗まれた!」などと言っている話の「F-35の技術」はこのカイザーエレクトロニクスと自社のチップを共同開発することになったところからきています。
しかし、カイザーエレクトロニクス側のプレスリリースは、どこを探しても見当たりません。
この「F-35の技術が盗まれた!」という話は掘り返すと色々いっぱい出てきていますのですが、ご興味ある方はこちらのnoteを読んでいただければと思います。

プレスリリースとは関係ないですが、
・麻生太郎議員と深田萌絵さんの記念写真を使って、ジェイソン氏が「オレは日本の副総理のコンサルタントだ」と言っていたり、
・ポンペオ氏と自身の記念写真を使って、深田萌絵さんが「ポンペオと弊社CTOが話し合いの機会を頂きました」と言っていたりします。

世の中には、それっぽく凄い事を話していても鵜呑みにしてはいけないお話っていうのがあるんですねー。
大切なのは、一次ソース、当時の資料確認、当時のニュース、時系列整理、、、ですかね。
みなさん、気を付けましょうね。


以上!



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