キャロットを中心に9月募集のクラブも既に募集を開始しているところが出始めております。
筆者はクリエイターさんがnoteでシェアしてくださっている各クラブの募集馬に対する評価・所感等をマガジンという形でまとめてみているところなのですが、どうしても投稿がないクラブというのもございまして…

であれば自分で作ってしまおう！と（笑）、今回は8月から募集開始となっているターファイトクラブの1歳馬に対する所感を共有していきたいと思っております。

募集名が独特！！

まず最初に思ったこと、これは母名…？
そうなのです。大体のクラブは「母名 + 誕生年」という形を採用しているのですが、ターファイトは「形容詞 + 募集番号」という独特な方式となっております。

かつてのウイニングイレブンのオランダ代表の選手名を思い出しました（笑）
それでは伝わらない方に実例を挙げると…

現2歳世代：Evolve（募集番号が1番ならEvolve-1）
現1歳世代：Famous（募集番号が5番ならFamous-5）
当歳世代：Glad（募集番号3番ならGlad-3）

のような感じでございます。
かっこいいなぁと思う一方で、こういった記事にするときは母馬も記載しなければ伝わらないので、少し面倒さも感じた次第です。

ただ独自のスタイルを取っていること自体に好感を抱いております。

谷川牧場を中心とした良質馬が揃う

Famous世代は1〜9までが当歳募集馬（2022年10月〜）で、今夏に募集されたのが10〜20になりますが、全体的なイメージとして日高生産馬のクラブの中では結構レベルが高いと感じております。

特に当歳での募集馬はこのクラブの中心牧場である谷川牧場生産馬が多く、ファンディーナで有名なドリームオブジェニーを筆頭に、高野・清水久・杉山晴厩舎と一流厩舎への入厩が決まっているようです。

その一方で1歳馬募集組は、関東馬に偏っており判断が難しいですね…苦笑

これから募集されるGlad（現当歳）でも高野厩舎はもちろんのこと、安田翔厩舎など面白い調教師が集まっていることから、筆者の個人的な印象としては、このクラブは当歳馬から狙っていった方が良いのではないかと感じましたが、今回は現在募集されているFamous（現1歳馬）に焦点を当てていきます。

筆者が注目している3頭

まずは前述となる谷川牧場の生産馬ですが、今回の募集ではFamous-10, 19 ,20の3頭がおります。

Famous−10は募集金額が6,000万円（汗）
すごい強気な価格！と思ったら、ニシノデイジーの半弟になるのですね。
ただ日高生産馬で6,000万円は手が出せないので、歩様を見る前に見送りです…

次にFamous-19, 20ですが、2頭とも地方所属予定馬になります。

筆者は今後、地方所属馬にも出資を拡大していく予定なので、家からも近い大井・川崎所属というのはポジティヴに捉えておりますが、こちらも1,200万円、1,500万円と少々高めでございます。

ただ手を出せない額ではないのでこの2頭で比較していくと、Famous-20は大井所属（家・職場からより近い）+ 歩様もこちらの方が好印象でした。

そして何よりもマジェスティックウォリアー産駒というのは、以前記事にも書いた通り今後の地方3冠時代のキープレイヤーだと思っているので、まずはFamous-20に注目したいです！　※既に満口となっております。

谷川牧場以外で注目馬を挙げるとするならば、Famous-17でしょうか。
来年の2歳馬からデビュー予定で、こちらもダート路線拡充によって期待される種牡馬ルヴァンスレーヴの仔でございます。

歩様は個人的な印象としては「まぁまぁ」といった感じなのですが、遅生まれで420KG台なら悪くはないですし、母ダイワジェンヌ自体がオープン馬だったということ。またシンボリクリスエス系 x タニノギムレットというニックスもテンハッピーローズなどのオープン馬を輩出していることから、もう1頭いくならこの馬かなと思った次第です。

今後入会を検討したいクラブの1つ

今回始めてターファイトクラブについて調べましたが、牧場見学はもちろんのことクラブ会員を集めて出資検討会を行うなど面白いクラブだと感じました。

またクラブの会費は一般的な3,300円/月なのですが、家族会員という制度があり、家族会員は1,100円/月なので、2人で入会すれば2,200円/人になるのも魅力の1つです。

筆者のパートナーも馬が好きなので、一口馬主に興味を持った際はターファイトをおすすめした上で一緒に入会し、当歳馬から検討をしていけたらと思っております（笑）

それでは今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。