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財務諸表分析 リクルートホールディングス(3) Glassdoor

だいぶ時間が空きました・・・

そうこうしている間に、2019年の通気決算が発表されたっていう笑

次回は2019年通気決算の振り返りをまとめたいと思います…!


前回の続きです!Glassdoorが少し気になったんで、もう少しまとめてみました。ちょっとだけですが、、、笑

1.Glassdoorのビジネスモデル

オンライン求人サイトにて、
・会社概要ページ運営(定額課金)
・求人情報ページ(CPC課金または定額課金)
にて収入を得ている。





2.因数分解

通気売上は、日本円で約187億円でした。

これを①単価 × ②有料掲載企業数でわけてみます。

①単価

単価は本サイトだと問い合わせしてくれ!になっているので、古い記事でしたがライターがまとめてくれている記事があるので、その情報を正として計算します。

8000ドル/年間 = 約80万円/年間

②有料掲載企業数

187億÷①単価 = 23,375社

掲載企業数が90万社だと思われるので、有料化率は、約2.5%となります。

約2.5%は感覚値ですが少ないですね。

なので、この計算はあまり正しくないはずです。サイトを見ると大手、中小、小規模のセグメントにわけて企業用ページを作っているので、それぞれ単価が異なりプランが違うと思われます。なので、有料掲載企業数はもっと多く、単価はもっと小さめだと考えております。

3.まとめ

今回はGlassdoorを非常に簡単ですが(身が少なくすみません。。)まとめました。

日本でも、Vokers(OpenWorkに名前変わりましたね)、転職会議(IRみると売上落ちて中長期のUX向上に努めているらしいです)など、口コミサイトの存在感が出てきました。

口コミサイトは、今すぐ転職したい、という転職者というよりは、潜在的な転職者層を捕まえておけるサイトです。転職者側が口コミサイトを使う理由は十分なので、人事担当者にこのサイトをどう使ってもらえるか、採用コストのポートフォリオの中にどうこのサイトを位置づけてもらえるか、を考えていく必要があると思いました。

上はリブセンスの転職会議の目指す姿 資料の抜粋です。

今後日本は転職回数が増え、海外の人材を雇用する機会も増えていきます。グローバルサービスであるGlassdoorをどう使うか、転職者をどのタイミングでどうアプローチするか、など採用戦略がますます重要になってきますので、HRサービスは要注目ですね!

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