【自由からの逃走】

【自由からの逃走】 (大意)
− 人間は孤立をもっとも怖れている。

− 人間は、(意識の上では)自らの意思で動いていると信じ、自らの意思で“積極的な自由”を求めているものと信じている。

− だが人間は、自由になればなるほど、心の底では耐えがたい“孤独感”や“無力感”に脅かされることになる。

− そして孤立することの絶望的な恐怖から逃れるため、退行的な逃避のメカニズムが働き、“積極的な自由”を求めることより、自由から逃れることを人間は選択するのである。

by エーリッヒフロム
(ドイツの社会心理学、精神分析、哲学の研究者。ユダヤ系。)

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