最近の記事

結果指標と内容指標

お久しぶりです。 早速ですが、「結果指標」「内容指標」というものを聞いたことがあるでしょうか。Twitter(現X)で検索してもほとんど出てきませんでした。このnoteのためだけに作った言葉なので当たり前なんですがね。 前置きはさておき、この「結果指標」「内容指標」についてそれぞれどのようなものなのか、違いは何か、どのように指標を分類したかについて話していこうと思います。また、その中で軽い指標の解説もしていこうと思うので、データ等に詳しくないという人も、是非一読していってく

    • 現役ドラフトと投手不足問題

      お久しぶりです。今回は現役ドラフトで加入した梅野雄吾選手と、鈴木博志選手を出したことなどによるイニング不足問題について書いていこうと思います。 梅野雄吾選手についてまずは加入する梅野選手について書いていこうと思います。ストレートとフォークを武器にする、現代野球の中継ぎの典型例のようなピッチャーです。このタイプはバンテリンドームとの相性がよく、打高球場である神宮からバンテリンドームへの移籍ということもあり、リリーフとして一定の働きを期待できると思います。 懸念点としては、2

      • 「打順」を考える

        こんちには、やすです。打順というのは、WBCのプールBで村上宗隆選手を4番で起用し続けたことに対する賛否の声が多かったように、野球ファンの中で議論となりやすい題材の1つだと思います。中日ドラゴンズでも、立浪和義監督が4番アキーノ、5番ビシエドの打順に対して「当分、今日のような形でいきたいと思っている」という発言に対しても賛否両論ありました。Twitterに限れば割合は賛否否否くらいでしたかね。そこで今回は、打順に対する研究の結果をまとめ、それを用いて中日ドラゴンズ2023の打

        • なんで勝ち星で投手を評価してはいけないのか

          お久しぶりです。今回はタイトルにもあるように、「なんで勝ち星で投手を評価してはいけないのか」ということについて話していきたいと思います。自分は、小笠原選手について書いたnoteの中でも、そもそも勝ち、負けの数を書いてないですし、FIPやOPSなんかはある程度は覚えているのですが、「○○選手って今年何勝した?」と聞かれても答えることができないくらい無関心です。今回はその理由も含めて話していこうと思います。 投手の勝ち、負けの基準まずは投手に勝ち、負けがつく時がどのような条件な

        結果指標と内容指標

          投高打低は本当に起こっているのか

          お久しぶりです。やすです。前回の小笠原選手について書いたnoteが自分の予想より伸びて驚いています。いいね、拡散して下さった皆様、読んでくださった皆様のおかげです。本当にありがとうございます。 さて今回は、近年野球界を賑している投高打低についていくつかのデータを交え、何故起こっているのかを自分の主観も含めて書いていこうと思います。 そもそも本当に投高打低は起こっているの?ほとんどの人は、「今年は投高打低だった」と思っているでしょう。佐々木朗希選手の完全試合に始まり、東浜選

          投高打低は本当に起こっているのか

          小笠原慎之介 2022年の進化と成長

          noteでは初めまして、やすです。暇な時間ができたのと、語彙力向上のために時間があったらぼちぼち書いていこうかなと思います。 最初のテーマとして、小笠原慎之介選手にフォーカスを当てていこうかなと思います。中日の先発の中で、今年鮮烈な1軍デビューをした髙橋宏斗選手、投手陣の柱としてチームを引っ張り沢村賞投手でもある大野雄大選手、去年のセリーグ投手二冠で今年も150イニングを投げた柳裕也選手の名前はよく上がりますが、投手陣の中で小笠原慎之介の名前がすぐに上がってくることは少ないと

          小笠原慎之介 2022年の進化と成長