AIに負けない 〜仮説思考2.0〜
〜安井コラム#55〜
どうも。スマートスピーカーのポンコツさにキレかけた安井です。
一応ITコンサルタントのため、ポンコツAIには負けないように、こーゆう難しそうなやつを読んで実業務に活かそうとしてます。
今の時代、インターネットの普及で情報を簡単に集められるようになった反面、
世の中に情報が散乱してしまったことから、うまく処理ができないと情報に踊らされてしまう。
『仮説思考2.0』のうま味は、他の人が情報収集や整理に手間暇かけている間に、
スピーディにアクションを起こせることである。
情報を可能な限り集めて最適な仮説を立てようというものではなく、
限られた有益な情報から、『現状仮説=問い』と現状仮説を基に作る『戦略仮説=答え』の2つの仮説を立てて、何を考えるべきかと、その自分なりの答えを導きだすもの。
下記がそのステップになるわけだが、手当たり次第集めた情報⇒仮説を立てるわけではなく、狙いを定めるため、前提知識の量・幅で仮説の質が大きく変わってきてしまう。(要は経験や頭の使い方に左右される)
この本ではかなりさらっと書かれているが、仮説を立てる以前に、普段の勉強であったり、様々なことに関心を持って知識を習得、アウトプットする必要がある。
【仮説思考2.0 ステップ】
①まずは自分で考える(=狙い撃ちのインプット)
②自分で考えたことを中心に調べていき、現状を整理する(現状仮説)
③調べたことから更に自分で考え、アクションプランを考える(戦略仮説)
①まずは自分で考える(=狙い撃ちのインプット)
まずネットを見て情報を得てしまうと、大事なことを見失う。(自身の経験していることを十分に活かせなく、ありきたりな仮説となる)
あれやこれやと調べてしまうため、調べる時間の短縮にもなる。
②自分で考えたことを中心に調べていき、現状を整理する(現状仮説)
自分に都合の良い情報だけをピックアップせず、自分が考えたことに関する情報はいろいろな視点から情報収集を行い、(←これ大事)
アイディアの質を高める。
情報を集める際は、人間味のある独自性のデータを取得できるかも大事。
③調べたことから更に自分で考え、アクションプランを考える(戦略仮説)
自分に都合の良い情報だけをピックアップせず、自分が考えたことにする情報はいろいろな視点から情報収集を行い、
アイディアの質を高める。
やっていることとしては、現状整理や戦略立案をしているだけなのになんか『仮説』という言葉が使われていることに違和感を感じて、Wikipediaさんで意味を調べてみてスッキリした。(さっきまでスッキリ見てから使いたくなった。)
仮説(かせつ、英: hypothesis)とは、真偽はともかくとして、何らかの現象や法則性を説明するのに役立つ命題[1]のこと。
情報が多く、不確実性な事象が多いビジネスで物事を進めていく上で、経験則や直感だったりから感じたことを元に、スピーディにトライアンドエラーを進めて行くということなんだろうね。
この本から、まずは自分の頭で考えて、『知らず知らずのうちに自分の考えを殺さない』という素晴らしいことを一番学べ、ググり星人がいたら、伝えていこうと思った。
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