Y Michigoe

自分と向き合う場として、noteを活用していこうと思っています。 主に取り留めのないこ…

Y Michigoe

自分と向き合う場として、noteを活用していこうと思っています。 主に取り留めのないことや、まとまりに欠けたことを中心に文書化してみようと思っています。

最近の記事

禅問答:自分へのコミットメントや難しい目標、プレッシャーとの向き合い方

その目標はどこから?目標の達成見込みは? 皆さんは、仕事においてリーダーシップをとらなければならない、 あるいは成果を出さなければならないというプレッシャーを何から感じますか? 役職・職責、ノルマ・・・ 色々なものがあると思いますが、他者に設定されたものか、自分が設定したものかが特に重要なのではないかと思います。 私は、過去の自分が設定した目標に対して、数年間かけて成果を出さなければならないが、一定期間進捗が芳しくないという状況に直面しており、これに対してどう向き合

    • 変革を進めることにコミットするということ

      企業変革を題材にではなく、「変化」を題材にしてみよう。例えば、 少し体調を崩しがちであり、健康な習慣を作り、それを変えたい 例:睡眠習慣、食事・飲酒習慣の改善 社会人になってから自己学習をあまり取れていないから、学習習慣を身につけられるようにしたい 例:社会人大学院に通う、副業などを行う 仮に、上記のようなことを「やるべきことだからやりなよ」と言われたからといって、「じゃあやろうか」といって、さらに言えばそれをやり切れる人というのはどれくらいいるだろうか。 結論は海の水

      • 2023年の振り返り

        今年は活動量が増加 今年はここ数年にも増して精力的に活動した日々だったと考えている。ビジネスに関するハイライトだけをピックアップしても下記のようになる。 2月:全社変革の業務変革に向けた経営への提案 4月:チームリーダーになり配下にメンバーがアサイン。組織マネジメントも担い始める 5月〜:根回し、根回し、そして根回し 6月:2度目の海外出張(ミュンヘン) 8月:グローバルプロジェクトリードにシフト 10月:3度目の海外出張、ラスベガスでのイベント登壇 10月:

        • ねじまき鳥クロニクル(舞台)観覧録

          今日はねじまき鳥クロニクルの舞台を東京芸術劇場で観てきましたので、そのことについて少しまとめておこうと思います。先に申し上げておくと、オチはなく、本当に感想の垂れ流しです。 前置き そもそも私自身はそれほど「舞台」という芸術・エンターテインメントへの造詣が深いわけではないことを最初に明言しておきます。 村上春樹作品の中ではねじまき鳥クロニクルに対して、作品単体として特別お気に入りというわけではありませんでしたが、村上春樹さんの何らかのインタビューでねじまき鳥クロニクルの

        禅問答:自分へのコミットメントや難しい目標、プレッシャーとの向き合い方

          自分以外の解像度の高い視点をどれだけ作れるか

          想像力。顧客視点・相手目線で考えることは、日々のコミュニケーションでも重要である。 日々の仕事で培われると思っていたこの能力は、意外にもそうでもないと最近感じる。 例えば、自分が進めている事柄を相手に説明しなければならない場面を想像してみよう。 説明するのは本来手段ではなく、まず相手に正しく理解してもらうことこそが手段であり、さらにいえばその理解の先にあるアクションをしてもらうことが重要である。 しかし、実際には説明者側の論理で、その人が説明するというタスクを消化すること

          自分以外の解像度の高い視点をどれだけ作れるか

          どうにもならないことと向き合うこと

          どうにかなることとならないこと。どうでもいいことならいざ知らず、思いを込めて必死にやっていることにおいて動じない心を持つことは非常に難しいが、動じたところでその動揺により本人のパフォーマンスがそのほかのことに影響することもあるだろう。 信念が、想いが、こだわりが強いことこそ難しい。 また、大量の時間を注いで、その道のりにおいてもたくさんの努力を注ぎ込んでいる場合にこそ難しい。 最近、「その気持ちと現実のギャップを、個人のものにするではなく、何かもっと前向きなことの学習の機

          どうにもならないことと向き合うこと

          2023.09雑記あれこれ

          いつも1つの記事で1つのテーマに関して書ききってきた。また、比較的お堅い内容を記載してきた気がする。本稿ではやや趣向を変えて、最近身の回りで自ら話題に上げたり、気になって思案しているテーマについての雑記をしようと思う。 1. スポーツとビジネスチームスポーツの価値と組織 仕事をしているとチームで活動している時間と、個人で作業や思案をしている時間とがあり、マネジメントであれば前者が多く、プレイヤーであれば後者の方が1日の中で費やす時間は長いのではないかと思う。自分が組織やチ

          2023.09雑記あれこれ

          ”Sensing”について考える

          今回はYouTube番組を契機とした記事 私はドキュメンタリー番組が好きで、古くはプロジェクトX、少し前であればプロフェッショナルや情熱大陸、最近ではNetfrix・Amazon Primeのオリジナル番組やYouTubeで、アスリートの話を聞くのが非常に色々な示唆に満ちていて好きである。 そして最近では、元プロアスリート同士の会話をYouTubeで見られる時代になっていて、そこで選手時代の晩年を語る姿に思うところがあり、記事を書いてみることにした 該当のYouTube

          ”Sensing”について考える

          初めての外部登壇経験を通じて感じたこと

          登壇や話したことのあらまし SaaSプロダクトベンダー主催 カントリーマネージャーとの対談(パネルディスカッション) 1on1の対談だったので、企業の取り組み自体を掘り下げるというよりは、私自身の経験や考え方を掘り下げていただく形式だった 登壇依頼〜登壇直前まで イベントの登壇を依頼されたときは、どちらかというと社外向けのプレゼンスを高めるよりも、社内向けに大々的にイベントに出ていることやそこで話すことを見て・聞いてもらい、どのように自身の業務に変化が訪れるかとい

          初めての外部登壇経験を通じて感じたこと

          プロジェクト管理と組織のリーダー(のつもり)としての役割の違いについて

          マネージャーとリーダーは役割も異なるし、階層としてもマネージャーの下にリーダーがつくと言うのが一般的ではなかろうか。それは恵まれた方であり、プレイングマネージャー(両方を兼ねる)といったこともままあるだろう。特に大企業の幹部育成では、マネージャーはプレイングマネージャーになってはならぬ、良くないことであるといった風潮も聞く。 本記事のタイトルでは、管理の対象も複数あることを暗示している。それは組織とプロジェクトの管理は異なると言う側面だ。組織内のリーダークラスの人材は、一定

          プロジェクト管理と組織のリーダー(のつもり)としての役割の違いについて

          「街とその不確かな壁」を読んで

          はじめに それはいつもの村上春樹さんの作品だったと思うが、読む側の自分の人生が変わっていることで、その味わいにも変化が感じられた。 あとがきを見て、村上春樹さんが36歳の頃に「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」を出版したとあった。その頃に執筆した作品のRefine版だという。この作品も2020年に執筆を開始し、一度は筆を置いたものの満足できず、むしろその際に追加したパート(第二部・第三部)が大半を占めているボリュームだった。必ずしもその期間全体を執筆に充てたわけ

          「街とその不確かな壁」を読んで

          試されるジョブ・クラフティング能力

          Myth of ジョブ型雇用 ジョブは、メンバーシップ雇用と対比して雇用形態としてベターなものと描かれる機会が増えているが、本当にそうだろうか? ジョブという観点で考える時、あるジョブがあり、そこに人を当てはめていくというマネジメント型が想起される。この時、アサインされる側から見ると、ジョブの範囲内でのストレッチの中で成長を考えていくことになる。もしより上位にステップアップさせるためには、そのためのストレッチが可能なジョブを作り出す必要があるだろう。 このような構造にお

          試されるジョブ・クラフティング能力

          優秀な人材とのパートナーシップについて

          問題意識 若かりし頃は、経験を積んだ実績のある諸先輩がたが皆優秀に見えたのは記憶に新しい。今では、相対する方々のレイヤーが上がっていることにより、ますます優秀層に接する機会がどんどんと増えているものの、若かりし頃と同じ感想を抱くことはなくなりつつある。 その要因は様々あるが、その中でとりわけ感じてきたぼんやりした事柄が、自分の立ち回りの変化に伴い、新たな視点を持つに至りつつある。そこで、この点について少し文字に残してみようと思う。 何に対して「本気」か?それはなぜか?

          優秀な人材とのパートナーシップについて

          「努力」と「結果」について

          人生を振り返って、僕は「努力」人間として生きてきたと思う 中学生までは努力することは苦手だった。 高校生の頃、大学受験を努力することを目標に頑張った。 大学生の頃はまた努力をうまく頑張れなかった。 社会人になってから、努力そのものを目的としているうちに、今、ようやく努力を客観的に見られるようになってきたかもしれない。 そんな自分が、努力と結果について幾つかの観点で、現時点での意見を残しておきたいと思っているのが本記事の主旨である。 「努力」することは、素晴らしいことなの

          「努力」と「結果」について

          2023年の目標を可能な限り遠回りして書き起こす

          若い時分においては、周囲の雑音が気になってしまうもの 人によるかもしれないが、学生時代や社会人になりたてくらいの年代の頃は、街や商業施設で聞こえる子供の泣き声や騒ぎ声が煩わしいと感じたものだった。「まぁまぁ」と御する親や周囲の大人のセリフもまた煩わしさを増すスパイスだったような気がする。 あるいは、周囲の輝きを放つ人・才能に対しての嫉妬もある種の”雑音”出会ったかもしれない。自分にできないことや、自分がやりたいことを実現している人、さらには自分が欲しいものを手に入れた人な

          2023年の目標を可能な限り遠回りして書き起こす

          自律的なキャリアと成長について

          成長に”疎い”日本人? 日本人は、大人になってから勉強しないというデータがよく提示される。人的資本投資が少ないこともよく叫ばれる。https://www.businessinsider.jp/post-255688 上記の記事にもあるように、リスキリングといった動きがある。 言葉を選ばずに言えば、たとえば経営側が求めるリスキリングしてほしい人材というのはどちらかというと”遅れている”人材に対してであると思う。 しかし、逆にこうした人材は、「どうすれば今のまま逃げ切れるか」

          自律的なキャリアと成長について