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【疑う常識】美味い甘酒を毎日飲みたい12個上の彼女との思い出。

こんにちは。
健康料理家のやすです。

自分の能力と、人に役立つ原体験めいた事を思い出したので、
つらつらと書かせてください。

社会人5年目ぐらいで12個上の彼女と同棲をしていました。
結局、同い年と結婚したので、説得力に欠けるかもですが、
あんまり歳の差って気にならないんですよね。
プライベートだと、精神年齢ってだいたい一緒で、
好きなものや、趣味って、幼かったりしません?

それの話はいいや

彼女から、次の休みに行く、
外出先の提案がありました。

「自由が丘に美味い甘酒屋があるから行きたい」

正直、自由が丘にも甘酒にも、
そこまで興味はなかったのですが、
特に他の候補もなかったので、提案に乗ることにしました。

彼女が甘酒に食いついた理由は、
美容と健康に良さそうだったから。

・美容に良いらしい
・麹にまつわる製造業に関わる女性は肌がキレイ
・腸活にも良さそう
・江戸時代には飲む点滴と言われ、栄養価も高い

それは良そうと思いました。

パートナーには心地よく居て欲しいですから、
美を求めるなら、応援します!

それと、僕自身、
仕事以外の日は半日寝て過ごす、
アクティブとは真逆な生活に悩んでいました。
不調が多いのも悩み。

それと、甘酒には苦手意識がありました。
神社で飲むツーンと甘酸っぱい、
酒粕由来の甘酒を想像していました。

お正月に振る舞われるイメージの甘酒

それも踏まえて、
美味しいから!と提案してくれていたので、
恐る恐る、試飲してみました。


「うんまい!」

「あまい!飲みやすい!」

これは、酒粕の独特の風味がありません。
当時はよくわかりませんでしたが、
米麹で作る甘酒らしく、
アルコールは一切ない。
だから、甘味が強く美味しい。

その日は750mlぐらいの細長い瓶を買って帰り、
朝ご飯にチビチビ飲むことになりました。

たしかこんなやつ

美味しい甘酒が、
意外と高くて、
750mlで1500円ぐらい。
毎日飲むと、1週間で飲み切るペースでした。
1ヶ月だと4本必要。
だけど、6000円は高いよぉ…

彼女の言い分はこうでした。
長く続けないと、効果はわからない。(そりゃそうだ)


「毎日のみたい!(自分のためにも、僕のためにも)」


と、強い意思が見えました。

おでかけついでに買うのは楽しそう…
高価すぎては続けられないぜ!
(当時は、今のスーパーの様に当たり前に甘酒が買える状態ではありませんでした。)

今回の常識


美味しい甘酒は買うもの。


でも、諦められませんでした。
人が関わると、原動力が湧きますね。

作れるのか?

「あまざけ 作り方」で調べてみることに。
調べてみると、検索結果を占めていたのはこの2つ。

・炊飯器で作る
・こたつで作る

意外とみんなチャレンジしている

炊飯器はほぼ毎日稼働していたので、
甘酒に占領されるのは、歓迎出来ませんでした。

しかも、意外と神経を使いそう…
雑菌が入るかもしれないから、布巾を被せる。
湿度も重要…
失敗する可能性がある…
簡単ではなさそうで、
僕向きではありませんでした。

こたつで作るは、
同棲中の狭いワンルームにはこたつがありませんでした。
残念。

炊飯器とこたつの共通点で、

大事なポイント

・発酵に必要な温度を保つ(約60℃ぐらいを維持する)
・8〜12時間程度の保温が必要

長時間キープするのが大変

炊飯器とこたつは諦め、
他に保温できそうな器具を探しました。
当時は低温調理器もなく、
僕が思いついたのは、

・ケトル
・魔法瓶

蓋を開けて、上手いことケトれないかな?の発想
沸騰には向いてるけど、保温は別の話だった。

結論的には、どちらも諦めました。
魔法瓶はかなりいい線行ってたんですけどね。
水筒を持ってなかったんです。
甘酒のために魔法瓶を新調する気にはなれず、
断念。

めげずに方法を探していたところ、
運命の出会いをします。

運命の出会い

かれこれ8年ぐらい使っている

▼ヨーグルティア PP容器×2個(最新モデルはボタンがいっぱい)

▼ヨーグルティア ガラス容器×2個(最新モデルはボタンがいっぱい)

\\\\\\\      ヨーグルトメーカー      //////

正直、興奮しました。

「これだぁ!!!!」

ヨーグルトはもちろん、
味噌も、しょうゆもつくれそう。
肝心の甘酒も簡単につくれそうです。

甘酒に必要な材料は3つ。

・米麹
・炊いたご飯
・水

シンプルだよね
スーパーで普通に売ってて300〜350円程度

▼作り方はこちら

米麹とおかゆを混ぜ、
ヨーグルトメーカーを60℃にセットして、
8〜12時間放置するだけ。

出来上がりを食べてみると…

もち麦でつくったので、甘さ控えめ。

瓶の高級甘酒より、

うんまい!!
あんまい!!

興奮は感動に変わりました。
しかも1リットルぐらいの出来上がり量です。

750mlで1500円から、
1000mlで材料費400円程度。
900円安くなって、量も増えました!
これなら毎日飲める!

今回疑った常識

甘酒は買うもの、買うしかない。

疑って良かったぁ…


ヨーグルトメーカーで作れるのは、甘酒だけではありません。
発酵調味料が色々つくれちゃう。

ヨーグルトメーカーで作れる発酵調味料

甘酒
塩麹
醤油麹
玉ねぎ麹
・砂糖不使用のあんこ

リンク先はリアルフードキッチンです。

塩麹と醤油麹と玉ねぎ麹は特にオススメ。

レシピはどれもオススメなので載せていますが、
一緒に食べて喜ぶ顔が観たい!活用法がこちら。

▼塩麹の活用法

▼醤油麹の活用法

▼ヨーグルトメーカー無くても作れる納豆麹

▼白米よりも甘さが控えめで、食物繊維補給もできる甘酒がオススメ。

当時を追い返すと、
彼女の希望を叶えるために取った行動が、
まさか未来のリアルフードキッチンに繋がるとは、
1mmも想像していませんでした。

人生なにが実るかわかりませんね。
とてもおもしろいです。

さて、どんな常識を疑っていきましょうか。

ちなみに、今話題の紅麹と米麹は、
使っている麹菌が異なります。
麹菌は日本の国菌です。
------------下記Yahoo!ニュース記事の引用--------
日本固有のアスペルギルス・オリゼーという麹菌は、アスペルギルス属にあって、毒を作り出さない非常に珍しい菌なのです。
一般に流通している米麹を使っている限り、毒を作り出すことはありませんので、ご安心ください。

引用:小林製薬の紅麹ショック!米麹は大丈夫なのか?

最後までお読みいただきありがとうございました。
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やす



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