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オフィスになりたい

通常、組織の代表のCEOというと『チーフ・エグゼグティブ・オフィサー』のことを想起するだろう。
また、IT社長が取り上げられる機会の多い昨今、CEOを目指している人に限らず、組織のリーダーとして活躍しようとする人たちが増えている。

その人たちは『チーフ・エグゼグティブ・オフィサー』的な立ち位置を維持し、組織を向上させようとしていこうとする。

しかし、『チーフ・エグゼグティブ・オフィサー』は本当に目指すべきものなのだろうか?

例えばSoftBankの孫正義、spaceXのイーロンマスク、Amazonのジェフベゾスなど、超大企業のリーダーとその従業員の関係性を見てみる。
すると、これらの会社で働く人には『この人の元で働きたい』という考えで組織にいる人が多いように思う。

しかし、孫正義はあなたが作業をしている場所にはいない
それでもなお、孫正義の元で働くことができていると感じられるのだ。

このようなリーダーの場合、既に存在自体が人というより概念化し、オフィサーというよりもオフィス化している

そう考えていると、『チーフ・エグゼグティブ・オフィサー』はなんだか凄く小さなものであるように思えてきてしまった。

だから僕は、『チーフ・エグゼグティブ・オフィス』になりたい。

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