やすで けみ

創作の制作過程のDXに興味をもっているやすでと申しますが、「けみ」と呼ばれるとさらに嬉…

やすで けみ

創作の制作過程のDXに興味をもっているやすでと申しますが、「けみ」と呼ばれるとさらに嬉しいです。 漫画を愛した結果、今は灘→慶應大学SFCの大学院で創作の面白さを数値化する研究をしています。 同じような分野に興味のある方などを探しています。宜しくお願いします。

マガジン

  • #機械学習 #データサイエンティスト 記事まとめ

    • 102本

    機械学習やデータサイエンティスト関連の記事を収集してまとめるマガジンです。

最近の記事

物語が持つべき謎の変容に気付いた日

今日、初めて映画を視聴中に離脱した。 みていたプラットフォームはNetflix。作品名は伏せる。 その後に、この行為を引き金は物語自身だが、行動をおこさせたのは物語を見る側の『自然』が変わったことによるものなのではと思い、文章におこすことにした。 従来の、映画と漫画の違いまず、想像しやすい例として映画と漫画の物語の作り方の差について。 最近漫画の編集者の方とお話をしていた時にこんな話がでてきた。 『漫画はいつでも離脱できる。映画は映画館で見るから離脱できない。』 『だか

    • AdobeMAXの技術をみて、AIと共生するデザインの未来を確信した

      TLをみていたところ、こんなツイートが。 業界戦慄のやつ。雑な落書きロゴを、色々察してしっかりジオメトリックにトレースしてくれる機能… 何これヤバイ また、同ツイートのリプ欄にて補足がされている。 Adobeのメッセージは、「トレースに時間かけるくらいなら、50パターン案を練ったり、リサーチに時間を使えばいいじゃない?」ということ。別にこれで仕事がなくなるわけではないよ。多分。 これをみた時に、他の技術と組み合わせることでAIと共生したトップダウンかつボトムアップ的な

      • 年齢から逃れて半年が経った

        ルフィは19歳だ。 フォートナイトの世界大会で優勝賞金3億を獲得した選手は16歳。 果たして年齢という概念は、正しく相手を判断する尺度になのか。 年齢という概念に飽き飽きしたことはないでしょうか。 僕はありました。 年下にはお茶を絶対に注がない人、年齢が上だが浪人しているから敬語を使う人、タメ以外とは仲良くできないと主張する人、年齢が自分の方が上だとわかった途端に威圧的になる人… そして、かくいう自分も曖昧なところがあったと思います。 常々僕は、年齢よりも『現在何ができる

        • 自称画伯が漫画倶楽部に行ってみたら楽しかった

          8/18日、お盆休み最終日に漫画倶楽部という会があり参加してきたのでそのレポートです。 参加したきっかけ漫画はおろか絵すらも描くことはからっきしで、大体下のレベルの絵しか書くことができないのですが、非常に楽しかったので書くことにしました。 自己紹介ですが、普段は学生兼エンジニアをしています。 電子マンガの研究をしており、いちど描き手の気持ちを知って研究に役立てたいと思ったので参加することにしました。 というのは建前で、正直一度描いてみたかったので、参加しました。 (漫画

        物語が持つべき謎の変容に気付いた日

        マガジン

        • #機械学習 #データサイエンティスト 記事まとめ
          102本

        記事

          オフィスになりたい

          通常、組織の代表のCEOというと『チーフ・エグゼグティブ・オフィサー』のことを想起するだろう。 また、IT社長が取り上げられる機会の多い昨今、CEOを目指している人に限らず、組織のリーダーとして活躍しようとする人たちが増えている。 その人たちは『チーフ・エグゼグティブ・オフィサー』的な立ち位置を維持し、組織を向上させようとしていこうとする。 しかし、『チーフ・エグゼグティブ・オフィサー』は本当に目指すべきものなのだろうか? 例えばSoftBankの孫正義、spaceXの

          オフィスになりたい

          ソシャゲはやめられる

          本記事は、時間をかけて自分を甘やかしながらソシャゲをほぼやめることに成功した僕の体験記である。 Introduction僕には、圧倒的に時間がなかった。 やりたいこと・やらねばならないことが膨れて大変なことになっていた。 削ることができる時間があるとすれば、隙間時間に無意識に開いてしまっていたソシャゲしかなかった。 ソシャゲに対する消費時間は大体、毎日3時間を超えていた。 内訳は、深夜にベッドで1時間半と日中に2時間〜ほどだった。 これだけの時間を無意識に消費してしまっ

          ソシャゲはやめられる

          書店で電子書籍を買えるようにすることが、データ時代の切り札になる

          書店まで行って、Amazonを開いて検索した、なんてことはないだろうか。 ユーザーはその瞬間に一番便利な方法で本を買う。 だから書店でAmazonという流れはすでに書店側では止められない。 ならば、書店で本を購入する体験を一番便利なものに変化させればいい。 その方法が、逆説的にも聞こえる『書店で電子書籍を買えるようにする』取り組みです。 今までにも、書店で電子書籍が買えるようにはなっていた三省堂書店は2013年、BookLive!と組んで『ヨミCam』という、表紙を読み

          書店で電子書籍を買えるようにすることが、データ時代の切り札になる

          人工知能が芸術分野において成功できると思う理由

          こんなニュースを見た。 これを見たときに、成功例が作られたと思った。 さらに、『これは当然なのでは』と思った。 そしてその理由は、モデリングしている対象にあると思う。 (ここでモデリングとは『何かの模型(モデル)を作ること』としています。) 絵画や音楽をモデリングするということは『人によって』定義された枠組みを『人を模したアルゴリズム(AI)が』再現するわけです。 なので、もしAIが『人と同じ条件にある場合に人が作ったものを再現することができるのであれば』、成功するのは

          人工知能が芸術分野において成功できると思う理由