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【中日ドラゴンズ】4番・中田翔選手が実現! 明るい材料は8番・木下拓哉捕手

23日、オープン戦初戦を迎えた立浪竜。

4番に中田翔選手が座る新打線が姿を現し、開幕に向けて期待が溢れてきます。

しかし、5回に鵜飼航丞選手が安打を放つまで、無安打に抑えられた竜打線。

投手陣が5回までに6失点、4四死球とリズムを作れなかったことも要因です。

中田選手の前後を、細川成也選手、ディカーソン選手で固めた打線。

中でも、8番に木下拓哉捕手を据えることができる状況は、明るい材料ではないでしょうか。


中軸にメドが立つ中で

木下捕手は守備だけでなく、打撃でも期待されています。

昨季は故障で離脱しましたが、直近3年で22本塁打を放ったパンチ力ある打撃は魅力です。

オープン戦初戦ということで試行錯誤の段階ですが、木下捕手が下位打線にいることは心強いです。

細川選手、中田選手、石川昂弥選手と中軸にメドが立ちつつある今、強力な打線を作るには下位打線の強化も必須です。

下位が弱ければ、中軸との勝負を避けられるためです。

公式戦では代打の起用も含め、下位打線に厚みをもたらすことができます。

強竜打線の証

この日、2番にカリステ選手を起用し、6番以降は右打者を並べた立浪監督。

二遊間のレギュラー候補、シーズン中はDHが使えないことを考えると、8番に木下捕手を据えるスタメンは少ないかもしれません。

ドラフト3位ルーキーの辻本倫太郎選手や村松開人選手、龍空選手などが8番を務める方が自然です。

それでも、木下捕手が8番で起用できる日が続いた時、竜打線が強力だという証になります。

惜しかった2回の攻撃

広島の攻撃が長く、中日の攻撃は一瞬で終わった初戦。

2回、6回には無死、一死で一塁に走者を置きましたが、工夫した打撃は見られませんでした。

試合を通じてサインを出さないという方針なら問題ありませんが、公式戦を見据えた時に不安になります。

特に、2点を追う2回に福永裕基選手が併殺打を放った打撃は、惜しいものがありました。

ケース打撃の時のように進塁打が打てれば、鵜飼選手、木下選手という一発が期待できる強力な下位打線に繋がる場面でした。

プラス材料

あああ投手、野手共に良いところを探すのが大変な試合となりましたが、中田選手を4番に起用した新打線が姿を現した中で、8番に木下捕手がいることはプラスです。

シーズン中でも実現すれば、代打起用が見込まれる中島宏之選手、宇佐見真吾捕手と合わせて下位打線が脅威となります。

この日、木下捕手に安打は生まれませんでしたが、2打席とも直球を捉えて鋭い打球を外野に飛ばしました。

苦しいオープン戦初戦となりましたが、マイナスなことばかりではない試合でした。

【参考サイト】


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