見出し画像

【中日ドラゴンズ】今のドラゴンズに必要なものとは ~7/23広島戦~

後半戦、連敗スタートとなったドラゴンズ。ミスはありましたが、新加入の川越誠司選手が代打で結果を残すなど、明るい話題もありました。

この2連戦で、触れなければいけないのは広島打線。特に4番・上本崇司選手という打順は、言葉では言い表せないほどの衝撃を受けました。

ただ、上本選手はいつも通りの役割を全う。4番だからといってブンブン振り回すのではなく、犠打も実行。上本選手の良さを消さない、4番起用でした。

ドラゴンズも真似する必要はないと思いますが、固定概念にとらわれず、選手の良さを生かすという点は参考になるかもしれません。


正しい方向に進んでいるも・・

前半戦が終了する辺りから、徐々にスタメンが固定されていったドラゴンズ。選手の特徴を最大限発揮し、若手を我慢強く起用するという点は評価できます。

日替わり打線も良いかもしれませんが、選手の役割を明確にするという点では、ドラゴンズは正しい方向へと進んでいます。

ただ、中々勝利には結びついていません。この日の敗戦で、リーグ最速の50敗。ドラゴンズが本当に正しい道のりを歩んでいるのか、1度立ち止まって考え直す機会になりました。

求める野球

広島のように、通常では考えられないような打線を組めば良いというわけではありません。仮に村松開人選手や龍空選手を4番で起用したからといって、そこに根拠がなければチーム全体が崩れます

ドラゴンズが求める野球は、投手力を中心とした守り勝つ野球です。シーズン前から大量点が望めないことは計算できることで、今の打順に不満はありません。

しかし、公式戦では勝利が求められます。故障者が多発したことが要因なのか、若手を起用しているからなのか、チームの底上げが進んでいないのか。

あらゆる原因が考えられる中、広島のように固定概念をなくし、選手の特徴を生かすという点は今のドラゴンズになかったものです。

来年以降を見据え

私はこのまま我慢して若手を起用することが、ドラゴンズの進むべき道だと考えています。4番・上本選手のような策をとる必要はなく、来年以降を見据えた土台を整えるべきです。

固定概念をなくし、選手の特徴を生かす広島の策を参考にしても、今のドラゴンズにはフィットしないと感じます。今の打順が、選手の特徴を生かせているからです。

長いペナントレースも後半戦に突入。1つの策として、誰もが驚く根拠ある作戦を持っておくことは有効だと思いますが、実行に移す時期を見極める必要があります。

どのように考えますか?

ドラゴンズは、将来に向けて正しい方向へと進んでいます。4番・上本選手という起用法を策の1つとして吸収し、今は我慢強く戦う。

厳しい戦いが続きますが、皆様はどのように考えますか?

【参考サイト】


この記事が参加している募集

スキしてみて

野球が好き

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?