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【中日】石川昂弥選手&福永裕基選手の昇格が立浪竜を強くする? その理由とは ~4/25~

4月25日、中日ドラゴンズの石川昂弥選手と福永裕基選手が、今季1軍初昇格を果たしました。

石川昂選手は23、24日の阪神戦(2軍)で2試合連続本塁打。これまで19試合に出場し、打率.288、12打点と成績を残して昇格を勝ち取りました。

福永選手は2軍で26試合に出場し、打率.333と好調。3本塁打、17打点、30安打、11盗塁はリーグトップ。1日も早い昇格が期待されていました。

一方、2軍に合流することになったのは、新人の辻本倫太郎選手とロドリゲス選手。

守備面で強みを持つ選手と、打撃面で強みを持つ選手の入れ替え。この昇格が、立浪竜をさらに強くします。


休養日に戦う布陣が整う

最も大きな理由が、中田翔選手、田中幹也選手の休養日に戦う布陣が整ったことです。

今季、中田選手と田中選手はコンディションを見極め、休養日を設けながら出場を続けています。

この2選手が休養を挟みながら出場することは開幕前から分かっていたことで、対策を取らなければいけませんでした。

前回、2選手が休養した19日の阪神戦(甲子園)は0-7で零封負け。

4番に細川成也選手を据え、二塁に村松開人選手を起用しましたが、打線が機能することはありませんでした。

長いシーズンを見据えた時、何度か休養日を設けることが予想されます。その中で、穴を埋めることができる石川昂選手、福永選手の昇格はチームを強くします。

普段の打線に当てはまる

石川昂選手の本職は三塁ですが、現在三塁のレギュラーを務めるカリステ選手が打率.360と絶好調。

24日の巨人戦(東京D)で先制2点本塁打を放つなど、打線に欠かすことができない存在となっています。

石川昂選手は一塁も守ることができるため、中田選手の代役を完璧に務めることができます。

福永選手は外野にも挑戦していますが、本職は二塁。すんなりと田中選手の代役を務めることができます。

石川昂選手、福永選手の状態によっては打線をイジることなく、2番・福永選手、4番・石川昂選手と、普段の打線にそのまま当てはめることができます。

打線の繋がりが良いときに打線をイジることを余儀なくされ、チーム全体の状態が落ちることが1番危険です。

新たな化学反応が起きる可能性もありますが、貯金を作っている現状では大きな打線の変更は避けたいところ。

石川昂選手、福永選手は長打力があり、中田選手を欠くことによって生まれる破壊力減少を補うこともできます。

理想的な昇格

この日、石川昂選手と福永選手はベンチスタート。しばらくは、途中出場が多くなりそうです。

ただ、終盤までベンチに控えていることで、中島宏之選手が離脱してから空席だった右の代打を埋めることができます。

前日までとは違う威圧感。打撃面での上積みが見込め、ロースコアの接戦でも一振りで流れを変えることができます。

辻本選手、ロドリゲス選手と守備が魅力の選手が登録抹消されましたが、山本泰寛選手がいます。

立浪竜を強力にする、理想的な昇格です。

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