まさに飛躍の1年となりました。中日の岡林勇希選手は27日、契約更改を行い、3260万アップの4000万円でサイン。大幅アップを勝ち取りました。

　プロ3年目にして大ブレークを果たし、来季も大島洋平選手と共に竜打線を引っ張る存在として期待されます。

タイトル獲得

　今季、2番・ライトで開幕スタメンを勝ち取り、1年間活躍した岡林選手。142試合に出場し、打率はリーグ7位の2割9分1厘。持ち前のバットコントロールを生かし、最多安打のタイトルを獲得しました。

　足でも魅せ、リーグ2位タイの24盗塁を記録。上位打線を引っ張り、ゴールデングラブ賞とベストナインにも輝く活躍ぶりでした。

さらなる飛躍

　来季も上位打線を引っ張ることが求められます。他球団のマークが厳しくなると思いますが、長いシーズンで極度の不振に陥らなかった岡林選手なら大丈夫でしょう。

　来季は岡林選手と同じ、左打ちの巧打者が打線に並ぶ可能性があります。大島選手をはじめ、土田龍空選手、ルーキーの村松開人選手などが挙げられます。

　来季も存在感を発揮するためには、さらなるレベルアップが必要です。20歳と若い岡林選手に求めすぎかもしれませんが、さらなる一流打者に成長する素質を持った選手です。

　竜の希望の星として、来季も存分にグラウンドを駆け巡る岡林選手から目が離せません。

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