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【中日ドラゴンズ】ビシエド選手の抹消。立浪監督の意図を考えてみました ~4/12広島戦~

試合前、ビシエド選手の登録が抹消されました。故障なのか、それとも不振なのか。理由は明らかにされていませんが、2連戦の途中で登録抹消されるとは、少し驚きました。

外国人野手は全員不調気味でしたが、ビシエド選手がまっ先に抹消。この事態に、立浪監督の愛を感じます。

皮肉にも、この日アルモンテ選手に復帰後第1号、アキーノ選手に公式戦初本塁打が飛び出し、5対2で勝利したドラゴンズ。

まだ1試合だけですが、本塁打が生まれると試合が楽になると実感しました。詳しい情報は分かりませんが、ビシエド選手の復帰が待ち遠しいです。

長打が生まれず・・・

今季のビシエド選手には、長打が生まれていませんでした。オープン戦では、まさかの長打0。本塁打どころか、二塁打すら生まれていない状況でした。

シーズンに入ると二塁打は生まれましたが、わずか2本。期待される本塁打は0本のままで、打点も0。

打率は2割8分1厘と結果を残していましたが、ビシエド選手に求められている打撃とはかけ離れ、苦しい状態が続いていました。

本来は6番が・・・

2018年シーズン以来、本塁打数が20本に到達していなかったビシエド選手。昨季までは不動の4番でしたが、今季はアキーノ選手に4番の座を譲っていました。

ビシエド選手はバットコントロールが良く、本来は6番辺りを任せたいのですが、チーム状況的にも、ビシエド選手に苦しい思いをさせてしまった感じはあります。

期待されたアキーノ選手、アルモンテ選手、カリステ選手が全員苦しむ中、ビシエド選手が1番最初に登録を抹消されたことに、大きな意図を感じます。

まだ序盤、これからに期待

故障による抹消であれば私の考えは全て破綻しますが、今回の登録抹消は立浪監督の愛を感じました。

来日8年目。長らく竜打線の顔として試合に出場したビシエド選手。日本での実績は十分すぎるほどあり、ここから挽回可能だと判断されたと考えます。

一方、新外国人選手たちの実力は未知数。日本の野球に慣れるため、という理由で今は使ってもらえるかもしれませんが、ずっと我慢して起用されることはありません。どこかで、結果を残す必要があります。

それに対し、ビシエド選手はすでに実績を残している選手。今季はここまで不調ですが、状態が上がれば、頼りになる打者であることは誰もが知っています

故障による抹消でないのであれば、私は立浪監督の愛ある抹消だと考えています。

選択肢が増える?

苦しんだ挙げ句、ようやくアルモンテ選手とアキーノ選手に本塁打が飛び出した試合。ただ、本番はこれからです。

この日の1勝は非常に価値のあるものですが、継続しないと意味がありません。他球団のスコアラーも、より一層マークしてくるでしょう。

ようやく、胸のつかえが取れたような快勝劇を魅せてくれたドラゴンズ。これからも打てない日があると思いますが、ビシエド選手の力が必要になる時が必ず来ます。

仮に、2軍で調整中の石川昂弥選手が一塁手として昇格した場合、その時の状態にもよりますが、代打・ビシエド選手という強力なカードが生まれる可能性もあります。

選手層を厚くするためにも、ビシエド選手の復帰が待たれます。

【参考サイト】


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