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今年期待の竜戦士!③ ~職人・堂上直倫選手~

 連載記事「今年期待の竜戦士!」、第3回目はプロ16年目を迎える堂上直倫選手(33)です。ベテランの域に達してきた堂上選手。長いシーズンを戦う上で、欠かすことのできない重要な選手です。また、第1回目の鈴木博志投手第2回目の根尾昂選手についてご覧になっていない方は、是非ご覧ください。

昨季はまさに職人のような働き

 昨季の堂上選手は75試合に出場し、打率2割1分9厘、5本塁打25打点という成績を残しました。打撃成績だけをみればやや物足りない数字ですが、守備面では大きく貢献しました。ファースト5試合、セカンド40試合、サード21試合、ショート16試合と内野のポジションを全てこなし、チームを支えました。失策数もわずか3個と、まさに職人のような働きを働きをみせてくれました。

2016年にはレギュラーとして活躍も

 堂上選手は内野の全てのポジションを守れる貴重な選手です。2019年にも内野の全てのポジションを守り、チームを支えました。さらに、キャリアハイとなる12本の本塁打を放ち、打撃面でも貢献しました。2016年にはショートのレギュラーとして131試合に出場し、打率2割5分4厘とまずまずの成績を残しました。しかし、2017年に京田陽太選手が入団し、堂上選手は立場が厳しくなっていきます。

レギュラーではないかもしれないが・・

 京田選手が入団以降、レギュラーとして試合に出場する機会が減った堂上選手。しかし、ベンチに控え、もしもの事態に備えてスタンバイしている姿は、チームにとって非常に心強い存在となっています。レギュラー陣全員ががシーズン全ての試合に出場することは難しく、必ずベンチに控えている選手の存在が必要となってきます。そんな中、内野の全てのポジションを守れる堂上選手が控えていることで、他のポジションの選手にベンチ枠を空けることができ、チームの戦略面に大きく貢献することができます。さらに、堂上選手は打撃も良く、代打として期待することもできます。代打から守備に就き、勝利の瞬間はグランドでプレーしている。中日が浮上していくためには若手を育てることも大切ですが、長いシーズンを戦うにはベテラン選手の職人のような働きも必ず必要となってくるはずです。堂上選手の活躍が今季の中日の順位を左右させるかも!?


過去の連載記事です。是非、ご覧ください。コメント、お待ちしています。


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