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【中日ドラゴンズ】2023年キャンプ終了! どうなる?先発ローテ争い ~後編~

今回の投稿は、先発ローテ争いの後編です。

前編をご覧になっていない方は是非、ご覧ください。

最高級のスライダー

橋本侑樹投手は、2月22日の楽天戦(練習試合)で先発。4イニングを投げて3失点でした。

守備の乱れもありましたが、3個の四球を許し、球数は75球。制球に苦しんだ印象を持ちました。

橋本投手には、唯一無二の武器であるスライダーがあります。2失点した4回は、スライダーを12球投じ、ストライクが4球。打者に見極められたというより、ストライクゾーンに球が来ていませんでした。

リリーフの方が・・・

このまま先発調整するのか分かりませんが、私としてはリリーフの方が輝けると考えています。

背番号「13」、左腕ということで岩瀬仁紀さんのイメージに引っ張られますが、橋本投手のスライダーは短いイニングでこそ威力を発揮すると思っています。

プロ2年目まではリリーフとして42試合に登板。十分1軍の舞台で通用することは証明しています。岡田俊哉投手が離脱した今、橋本投手の存在がドラゴンズを救ってくれると考えます。

開幕ローテに入るかは・・・

2月26日の広島戦(OP戦)で先発したドラフト1位ルーキー・仲地礼亜投手。2イニングを被安打1、奪三振2、無失点とほぼ完璧な投球をみせ、先発ローテ争いに加わりました。

キャンプは2軍スタートでしたが、ここまで順調な調整を見せています。ただ、まだ2イニング投げただけ。ここからさらにイニング数を伸ばしていく段階で、開幕に間に合うかは不透明です。

仲地投手の投球は良かったですが、焦って調子を崩してしまえば意味がありません。無理して開幕ローテに入るとは考えにくいです。

贅沢な悩み

前編もまとめると、開幕ローテは小笠原慎之介投手、大野雄大投手、柳裕也投手、松葉貴大投手、涌井秀章投手の5枚は確定的。そこにWBCから帰ってくる高橋宏斗投手が間に合えば、ローテに加入するでしょう。

もし、調子が上がらなかったり故障者がでれば、鈴木博志投手、福谷浩司投手がローテに加入すると考えられます。

1日は、社会人のヤマハ相手に、3年目の上田洸太朗投手が5イニング1失点と好投したと報道がありました。昨季は1勝に留まりましたが、防御率は2.83。打線の援護に恵まれれば、さらに勝ち星が増えていた可能性もありました。

ドラゴンズの強みとなる投手陣。先発ローテの頭数が少なくて悩むよりは、遙かに贅沢な悩みです。誰が先発ローテの座を勝ち取るのか。ここから先は、結果だけではなく内容も求められます。

【参考サイト】


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