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【中日ドラゴンズ】連日の逆転劇!痺れた6回の采配 ~5/6巨人戦~

早くも今季3度目の対戦となった巨人・グリフィン投手。過去2度の対戦では共に白星を献上し、試合前の防御率は1.46。中日キラーになりつつあるグリフィン投手に対し、どのような策を持って戦うのか注目されました。

打順は、前日とほぼ同じ。大島洋平選手がスタメンに復帰し、現状考えられる最良の打線で挑みました。

5回までは無得点に抑えられましたが、6回に幸運もあって同点。浅いカウントから積極的に仕掛け、同点に追いつきました。

試合は2対1で勝利。立浪監督執念の采配もあり、カード勝ち越しを決めました。

ベストな打順

前日の試合で逆転勝利を収めたドラゴンズ。8回に2本の本塁打を含む一挙6得点を挙げ、勢いそのままに挑みました。

苦手なグリフィン投手ではありますが、現状の戦力を考えればベストの打順。過去の対戦で3安打、4安打と抑えられていますが、この日の打順以外は考えにくく、ベストな形で挑んだと感じました。

ただ、相性の悪いグリフィン投手を打ち崩すことは簡単ではなく、5回までは3安打無得点に抑えられました。

この日も、1点の重みが増すロースコアの接戦。我慢の時が続きました。

6回の代打起用

1点を追う6回、2死走者なしから同点に追いついたドラゴンズ。木下拓哉捕手の適時打は、ライト方向へふらふらっと上がった打球。運も重なり、勝負の終盤戦に挑みました。

驚いたのが、なおも2死一、三塁とチャンスの場面。打席には8番の村松開人選手でしたが、加藤翔平選手を代打に送りました。

同点に追いついた勢いを生かしたかったのか、一気に逆転しようという立浪監督の覚悟を感じる起用でした。

回はまだ6回。グリフィン投手の状態、両チームのリリーフ陣を考えると勝負は終盤まで持つれ込むと考えていましたが、早めに勝負を仕掛けてきました。

ブレない野球

惜しくもこの作戦は実りませんでしたが、リリーフ陣を投入し、逃げ切りたいという意思を感じる起用法。

5月に入り、打線が大量得点を挙げる試合が何度かありますが、投手力を武器に逃げ切りたいという野球がブレることはありませんでした。

離脱者が相次ぐ中、現状いる戦力で何とか凌いでいる状態。だからこそ、投手の打順の前に代打を送ったことは、立浪監督の覚悟を感じました。

結果はどうであれ、戦う姿勢をみせた立浪監督の采配に脱帽です。

接戦を勝っていく

試合は8回に新人の福永裕基選手が決勝適時打。2日連続の逆転勝利となりました。6回の采配が直接結びついたわけではありませんが、ドラゴンズらしさが発揮された試合でした。

リリーフ陣の登板過多は忘れてはいけない課題ですが、接戦を勝ちきることができれば、少しずつ上位に迫っていけると考えています。

皆様はどのように考えますでしょうか。

【参考サイト】


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