【中日ドラゴンズ】背番号「0」が秘めた新たな可能性 ~5/11広島戦~
現状の戦力で考えられる、最も効果的な打順ではないでしょうか。
ドラゴンズは11日、本拠地で広島と対戦し、2対3で敗戦。3連敗を喫しました。
大島洋平選手が「1番・左翼」でスタメン復帰し、福永裕基選手が「5番・二塁」に戻った打線。左右のバランスは偏りますが、選手の特徴を考えると最適な打順といえます。
今後、この打線を継続するのか。好調・福永選手にも注目ですが、背番号「0」の起用法に、新たな可能性を感じた試合でした。
下位打線に個性が
前日に昇格した鵜飼航丞選手は2試合連続「6番・右翼」でスタメン出場。一発のある打者が6番にいることで打線に厚みが増し、この日も期待感がありました。
7番の木下拓哉捕手はパンチ力があり、繋がれば恐怖の下位打線へと突入します。8番にはバットコントロールが優れている村松開人選手が控え、チャンスを拡大します。
個性の違う選手が下位打線を担うことは、非常に大きいと考えています。相手投手に対して、少しでも警戒感を与えることができているのではないでしょうか。
好調を維持していますが・・・
一方、気になるのは「3番・一塁」で出場した細川成也選手。ここまで打率3割越えと好調を維持していますが、やや打撃が小さくなっているようにみえます。
上手さがあるという見方もできますが、ここ最近は細川選手らしさが消えつつあると感じています。直近6試合で長打なし。考えすぎかもしれませんが、少しばかりの不安もあります。
試合に出続け、疲労もあると思いますが、細川選手の今後の状態を注視する必要があります。
2番
幸い、福永選手が好調を維持。この日は右翼方向へ2本の安打を放ち、打率3割1分9厘と成績を残しています。
細川選手の現状を考えると、2番で起用してみるのも良いのではと思います。安打は生まれているだけに、チャンスメイクができると考えています。
この日のスタメンが現状の最適解であることは間違いないですが、2番細川選手を1試合だけでも試してみる価値はあると思っています。
若竜が多いことは明るい
3回に21イニングぶりの得点を挙げたドラゴンズ。ただ、その後は1点止まり。延長戦に持ち込まれました。
相手も強力なリリーフ投手を送り込んできていますが、迫力感に欠けたドラゴンズ。まだまだ我慢の時が続きそうです。
現状を打破する選手は一体誰なのか。高打率を残している細川選手、福永選手なのか。それとも一発が期待できる鵜飼選手か。
4番に座る石川昂弥選手もいます。明るい未来など保障されていませんが、スタメンに若竜が多いことは、未来への明るい材料となるのではないでしょうか。
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