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逆襲の2023へ ①投手編 #7~#13【中日ドラゴンズ】

 新連載企画「逆襲の2023へ」。2022年シーズン、中日は立浪和義新監督を迎え、新たなスタートを切りました。

 結果は最下位でしたが、新戦力が台頭し、シーズン終盤までCS争いを繰り広げました。そこで今回の連載では、選手個人の成績を振り返り、来季に向けた期待・夢を書いていきます。

 毎回、ポジションごとに分け、背番号順に4名ほど紹介する予定です。第1回となる今回は背番号7・根尾昂さんから背番号13・橋本侑樹さんまでの投手編です。最後まで是非、ご覧ください。

7・根尾昂さん

 異例のシーズン途中に投手転向を果たした根尾さん。主に中継ぎとして25試合に登板し、シーズン最終戦には先発を務めました。

 150㌔を超える直球とキレのあるスライダーフォークはまさに一級品。本格的に投手として挑む来季がとても楽しみになってきました。

 先発か中継ぎか分かりませんが、今秋のフェニックス・リーグ、来春のキャンプを経て役割が決定するでしょう。

 どちらを務めるにしても、待ち望まれるのはプロ初勝利。登板するだけで球場の雰囲気を変えられる根尾さんの来季に期待です。

11・小笠原慎之介さん

 2年連続規定投球回到達、そして自身初となる2ケタ勝利を達成した小笠原さん。先発として充実した1年だったと思います。

 シーズン後半にかけて安定した投球を披露。特に9月は5回先発し、全ての試合でQS(クオリティースタート)を達成。4勝負けなしで、防御率は圧巻の1.51。エース級の活躍を魅せました。

 今オフの年俸大幅アップは間違いなしの小笠原さん。怖いのは故障だけです。疲労をとり、来季も大野雄大さん、柳裕也さんとともに先発ローテを引っ張る存在となりそうです。

12・田島慎二さん

 開幕当初は竜のリリーフ陣を支えた田島さん。しかし、6月11日を最後に、1軍のマウンドに戻ってくることはありませんでした。

 それでも、6月中旬までに21試合に登板し、ブルペンに大きな厚みを生み出していたことは間違いありません。

 奪三振数率が悪化したことは少し気がかりですが、来季も苦しい場面を救ってくれる田島さんなくしてAクラス入りはないでしょう。

13・橋本侑樹さん

 8月14日の阪神戦で先発し、プロ初勝利まであと少しの所まで迫った橋本さん。キレ味鋭いスライダーは健在で、橋本さんの武器といえます。

 3年目にしてキャリア最小となる4試合の登板に終わりましたが、竜の中継ぎ左腕は不足気味です。来季の起用法は分かりませんが、中継ぎの方が橋本さんの良さが生きると思います。

 簡単に空振りを奪えるスライダーを武器に、来季は待望のプロ初勝利を掴んで欲しいです。

【参考サイト】


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