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前週の立浪竜まとめ(4月2週目・ヤクルト戦)

 今週のドラゴンズは5日から敵地・神宮球場でヤクルトスワローズと対戦し、2勝1敗と勝ち越しました。期待の石川昂選手に待望のプロ初本塁打が生まれ、高橋宏投手はプロ初勝利を飾るなど未来を担う竜戦士たちが大活躍しました。8日から予定されていたDeNA戦は新型コロナウイルス発生の影響で中止となり、今週は貯金1で終えることができました。

絶好調!強竜打線

 ヤクルトの3連戦では打線が爆発し、3戦で19得点を奪いました。3戦目には先発全員安打で2桁得点を記録する好調ぶりでした。そんな好調な打線を引っ張るのが阿部選手、木下捕手です。

 阿部選手は前カードの広島戦で、3戦全てで打点を記録していました。その勢いのままにヤクルト戦でも3戦全てで打点を記録しました。これで6試合連続打点、4月に行われた試合全てで打点を記録する好調ぶりです。打率も上昇し、3連戦の打率は5割を超えました。シーズン通算打率も2割6分8厘まで上昇しています。

 今春のキャンプでは外野にも挑戦し、出場機会を模索していた阿部選手。オープン戦で打撃好調も、ベンチを温める日もありました。しかし、高橋周選手の開幕直前の離脱により、急きょ二塁のスタメンの座を手に入れました。開幕直後はオープン戦のような好調とは言い難い成績でしたが、徐々に調子が上がってきています。ビシエド選手の後を打つ恐怖の5番打者として、次カードからも打点を稼いでほしいところです。

 木下捕手は3連戦の打率5割、2本塁打7打点と絶好調でした。初戦の5日に今季第1号となる3点本塁打を放つと、3戦目にはダメ押しとなる第2号3点本塁打を放ってチームの勝利に貢献しました。開幕直後は絶不調で安打が中々でなかった木下捕手ですが、本来の姿を完璧に取り戻し、強打の捕手として存在感を強めています。

 木下捕手が6番に座っていることで打線に厚みが増し、得点力が大幅にアップしています。捕手として投手陣をリードし、守りでもチームを勝利に導いている木下捕手。盗塁を阻止し、攻撃面でも長打を放ってチームを引っ張るなど攻守ともに欠かせない主力選手となっています。激務の捕手で大変だとは思いますが、来週以降もチームを引っ張っていってくれそうです。

プロ初本塁打!プロ初勝利!

今週のドラゴンズには嬉しい「初」が2つありました。1つは石川昂選手のプロ初本塁打、もう1つは高橋宏投手のプロ初勝利です。石川昂選手にプロ初本塁打が生まれたのは5日の初戦。8回、一時は5点差をつけていたものの追いつかれ、嫌なムードで迎えた場面。2年連続最優秀中継ぎのタイトルを獲得している清水投手の直球を捕え、左中間スタンドに突き刺しました。3戦目となる7日にも第2号となる本塁打を放ち、勢いにのってきました。

 高橋宏投手は3戦目の7日に登板。初回に先制を許す苦しい立ち上がりとなりましたが、徐々に持ち直して6回3失点と好投しました。その後、打線の援護に恵まれ、プロ初勝利を掴み取りました。150㌔を超える直球を軸に打者を圧倒した高橋宏投手。この先も楽しみな若き逸材です。

いざ貯金生活へ

今週、2勝1敗と勝ち越したことで通算で6勝6敗と5割に復帰しました。期待の若竜戦士たちに結果がでてチーム状態も上昇しているようにみえます。次週はホームで阪神を迎え、土日は敵地で広島と戦います。いざ貯金生活へ、今週の立浪ドラゴンズからも目が離せません。

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