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士業経営の落とし穴【みんなハマる】 第248話 姿勢矯正

人材育成は姿勢矯正に還る。

組織において人材を成長させようとすると、まず第一段階で、スキルを身に付けてもらう必要がある。規定作業、業務をどのようにやるか。
これはまず知識そしてその経験をすると言うことになる。
で、実際にやってみると、自分の心に、その成果が大きな影響受けることがわかる。
したがって心をいかに制御するかと言う第二段階のテーマが発生する。
心を制御する、つまり平常心に戻るということ。
なかなかできないから第三段階のテーマ、姿勢矯正というテーマに取り組んでいく。
平常心を思い出すきっかけづくりだ。
まぁそれは何でもいいだろう。
できれば物理的なものが良い。
会社の看板を見るとか、理念を唱和するとか、ドアノブをさわるとか、ペンでひたすら書く、ゆっくり動作するとか、何か身体性のあるものが良い。
身体性のある活動をすることによって、良い状態の記憶を喚起し、その人の社会に価値を提供する能力への信頼感が回復する。
結局、常日頃の姿勢がすべてだとわかるようになる。
いわゆるプロになる瞬間だ。

姿勢が矯正されると心が制御され、スキルもいかんなく発揮され、価値が提供できる。
そんな関係だ。
昔から言うプロは心技体を磨くと言うがそんな意味が込められていると思う。

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