宮城県加美郡(加美町と色麻町)のこと 今日はエネルギーの3回目 エネルギーの消費バランスはこんなことになってます。

前回、エネルギーの現状について書きました。本当にエネルギー自給率を上げなくてはいけないのです。方法は①発電所、特に立ち上がりが早い再エネ発電所をつくる。②送電網を整備する。③電力システムを再構築する。

前回の図に説明をたしたものです。

①赤枠:
・エネルギー自給率向上とカーボンニュートラルを両立させる。
・2050年までに化石燃料使用を最大限削減する。
・2050年までにエネルギー源を最大限電力に切り替える
・電化できない部分は電力・バイオで水素やアンモニア、炭化水素(ガソリン等液体燃料、ガス等)を生成したものに切り替える。

これはエネルギー革命と言われた石油時代に移行した時と同じことをあと四半世紀で行わなければならないということです。本当に時間はありません。日本も含めた各国で競争しているんです。

膨大な電力が必要な時代になります。ガソリン・ガスを電気で作る時代にはいるのです。それも日本だけでは電力を作り切れないだろうとみられています。

そのような危機的状況なのに単純に風力発電・再エネ反対で大丈夫だとおもいますか?環境とバランスがとれる範囲で風力発電を加美郡で受け入れられるのではないのかと思うのです。いま、自分たちが使う電気やガソリン、灯油、ガス等のエネルギーは他の地域の人たちが環境が許す中で発電所設置や石油・ガス採掘を受け入れた結果です。


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