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初頭効果と新近効果の上手な使い方-行動経済学の理解と実践61

ちょっとした発表会とか、ビジネスだとプレゼンコンテストだとか、就職活動の集団面接の場面なんかでもあるかもしれません。

あなたは何番目に発表したいですか?

一番最初とか最後は緊張するしいやだなぁって思われている方はもしかすると損していたかもしれません。(私が実は真ん中あたりで済ましたいって思ってしまう小心者タイプです)

この記事は、最初と最後に印象が残る初頭効果と新近効果についてです。

初頭効果とは

初頭効果とは、初めに得た情報が印象に残って、後の評価に影響を与える、ことです。

アメリカの心理学者のソロモン・アッシュによって提唱されました。

製品の特性がいくつか書かれている場合に、一番最初の特性がもっとも目を引くことになります。

3つのワインのラベルをブラインドにして専門家がテイスティングした際に、実はすべてが同じワインであったにも関わらず最初のワインがおいしいという回答が半数以上を占めて、2番目と3番目がほぼ同じだったという結果が出たそうです。

新近効果とは

新近効果とは、最後の情報が印象に残って意思決定に大きな影響を与えるというものです。

ちなみに、親近効果という記載をたまに見かけますが、英語ではrecency effectですから新近効果です。変換ミスにご注意を。

ドイツの心理学者のヘルマン・エビングハウスが発表しました。

ある事柄に対して、感情が最も高まった時の印象(ピーク)と一番最後の印象(エンド)とで全体的な印象を評価するピークエンドの法則と関連が深いですね。

そう言われると、私の個人的な感想ですが、漫才のM-1グランプリでは後のコンビが面白かったと思うことが多いような気がします。

俳優のオーディションとか企業プレゼンでも1番最初の人か1番最後の人が選ばれる可能性が高いということが分かっています。

初頭効果と新近効果どっちが大事?

では、最初と最後のどっちがいいのか?という疑問が出ると思います。

結論としては、どっちも重要ということになりますが、新近効果は決断が後になるほど薄れていくとされています。

したがって、意思決定がすぐに行われる場合には新近効果の影響がでやすいと言えるでしょう。

マーケティングへの活用は?

たとえば、商品ラインナップの並べ方には初頭効果と新近効果を意識することは重要です。

最初に紹介するのものが、一番の売れ筋商品を持ってきて、最後には新商品やハイスペック商品などこれからさらに拡大させたい商品もってくることで両方の効果を活用することができるでしょう。

まとめ

初頭効果と新近効果についてでした。私もこれからなんでも勇気を出して1番バッターで行こうかな、なんて思いました。

参考文献はこちらです。

最後までお読みいただきありがとうございます。


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