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「いいね!」を集めるワードセンス

ワードセンスってすごく大切だと思います。Notesを毎日書いていても言葉の選び方って難しいし、他の方の記事を拝見していて興味が湧くのってタイトルのセンスが素晴らしいと思います。

ということで、この本を早速読んで見ました。

本書では、ワードセンスがあるとどんなメリットがあるのか、実際にどうすれば磨くことができるのか、具体的テクニックについて、著者の齋藤孝先生が感じた芸人さんの光るワードセンスや著名な文学作品の中にでのワードセンスなど実例を多く用いて、取り組みやすいワードセンスの鍛錬方法が書かれています。

私の周りにも言葉の使い方がうまいな、って思う人がいます。そういう人って頭がいいと思うし、話していて楽しくなりますよね。その人には自然とたくさん人が集まってきます。たった一つの言葉でも相手への伝わり方がまったくことなるものになってその人の印象まで変えてしまうもんです。

逆に、SNSなんかで言葉の使い方が悪くて攻撃的に捉えられて炎上しているのを見ると、言葉の持つリスクにも非常に気を使わないといけないと感じます。

芸人さんってすごく上手に言葉を使いますよね。日頃からたくさんの言葉に触れて、観察力を磨いて、いいタイミングで絶妙な言葉を選んでいるんだろうな、と思います。

そんなワードセンスを見習いたいと思って(ただ単に笑いたいだけの要素も強いですが)、よくお笑い番組を観ています。風呂上がりにちょっとテレビ観ながら大笑いして、その時に同時に面白い言い回しとかに出会った時はちょっと手帳にメモtたりしています。

個人的に好きなのは、「相席食堂」の千鳥のノブさんのツッコミというか、表現が面白すぎてかなり好きです。絶対真似できないでしょうけど。

心に響くコピーライティングもワードセンスを磨く教材になります。

私がずっと印象に残っているのは、2019年ラグビーワールドカップの、

「4年に一度じゃない。一生に一度だ。」です。

これを読んで、自然と心が躍って、ラグビーの熱気が伝わってくるようでした。

本書では、文学作品のワードセンスも多く取り上げています。夏目漱石とか宮沢賢治とか、やっぱり後世残るだけあって改めて読むとすごいですね。

アウトプット、実践が大事なんで、これからNotesの中でもセンスアップできるように意識していきたいと思いました。

ワードセンスについて磨きたいと思っている方には本書をおすすめしたいです。


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