今日学校の授業で、留学生と一緒に受ける事が出来る「多文化理解プロジェクト」という科目の中間発表があった。

テーマは、
「他者との関わりの中で、違和感をもった出来事」

で、

僕は、日本人とそれ以外の国の人におけるLINE返信スピードの差異について、発表した。
以下は実際に僕自身が体験した出来事である。

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僕は、ある日校内でAさん(中国人留学生・女)と知り合い、LINEを交換し、その日の夜連絡していたのだが、その返信が異常なほどに早いことに気づいた。

基本的にはこちら側がいくら間隔を空けたとしても、5秒以内に既読をつけて、返信を送ってくる。

また、何通かに分けて返信してる途中でさえも、遮るように既読をつけ、返信してくるといった具合である。

僕はこれに対して、
① 返信を常に見張られてる気がして、不気味に感じ、あえて返信間隔を伸ばした。(効果なし)
② まとめて返信してる最中は、送り終わるまで待ってほしい
③ 割り込まれると、自動的に既読をつけてしまうこととなり、返信しないといけず、時間を拘束されてると感じた。

そんな不満もつゆ知らず、後日A子さんは凄い剣幕でまくしたてて来た。
「なんで返信遅いの！？急にいなくなるとかあり得ないし、いなくなる時に一言言わないと、返信を待つ私の時間が無駄になる！」

これには流石に理不尽だと思い、長時間に及ぶバトルの末、結局以下のようなルールでお互いに妥協することとなった。
①極力2-3時間以内に返すようにする(僕の譲歩)
②会話から途中で居なくなっても、10分以内に返ってくるならば、セーフ(彼女の譲歩)

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といった体験があった訳だが、そもそも振り返って思うのが、

なぜ返信スピードに差が生まれるのか

ということである。

よく考え出すと、確かに不思議である。
日本人は個人的には返信はかなり遅いと思うが、なぜ遅いのか。

２つ考えられると思う。
① すぐ返信する事で暇な人だと思われたくない
② 相手の返信が遅くても、忙しいだろうと勝手に理由を補い、それを気にかけることはない

そして両方とも、

日本人が相手の事を気にしすぎる性格

に基づいてるという結論に至った。

つまり、LINEの返信スピードの遅さというのは、日本人の性格ひいては文化というのを反映したものであり、我々が無意識のうちに行ってしまう行動の結果であるのではないか。そして、無意識が故に、いざなぜ返信が遅いのか問われると答えることができない。

また発表が終わった後、日本以外の国についてはどうかと留学生とこの事について話したが、なぜ遅いかについて、国籍を超えて、納得する理由を見つけることは出来なかった。

日本の場合は、文化に基づいていることが理由の１つかもしれないが、他のまた違う文化の国でかつ、返信が遅い国は、どういった原因があるのか。

深く考えると、収まりがつかなくなるので、この辺で留めておく事にする。もし、何か面白い理由が考えつくなら、ぜひ教えてほしい。

#授業 #留学生 #文化 #LINE #大学生