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まだ見ぬ風景との出会いを求めて、休日を満喫しよう

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ざわめき、香り、空気、光、そこに行くことで気づくことがある。訪れる季節、時間によっても、それらは表情を変える。まだ見ぬ建物や風景に会いに行こう。
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古墳が残る街の中央には

今回の北摂めぐりは高槻市へ 高槻市は古墳群が残る街。1500年も前の歴史の地を たどり、自転車を走らせて街の中心部にやってきた。 埴輪や古墳の風景を通り過ぎ、新しく建ち並ぶ建物に も立ち寄り、次は中心市街地の先の安満遺跡公園へ。 環濠集落といえば壱岐での風景を思い出す 正面に緩勾配の切妻の屋根。連なるアーチ窓も楽しい レストランのファーマーズクラブも紹介されて 街の中心にできたランドマークとなる安満遺跡公園 4期目となる市長の濱田氏による案内がわかりやすい 20

旅の風景につながりを感じて

昨年の9月末で博多での単身赴任生活も終わり、博多 へは月1,2回程度の出張で訪れている。たまには泊まり も時もあるが基本的に日帰りで。新大阪から博多まで の約2時間半は、単身赴任となる前までに経験済みだ。 旅をするほどに様々なものが目に入り、そのつながり を感じながら旅を続けている。出張も小さな旅の内。 あらためて新幹線の車窓からの風景にも目を止めて。 1957年に操業を開始した徳山事業所 世界は一人ではなく、多様な人に紡がれて 人と人とがつながり紡ぎあげる未来への思

関西の旅を続けていこう

関西の旅を続けている。京都から始めた旅は北摂へ。 そして今度は大阪を南へと進む。京都、大阪、奈良と 関西の自転車の旅を楽しもう。川を越えて、広がる 空の下、途中に寄り道をしつつ、山を越えていく。 旅をして、旅につながりを感じつつ振り返り ここでは初心者向けの体験講習会も開催されている ぐるりと森に囲まれた星のブランコ 道中に広がる大阪府民の森。今回訪れたほしだの森は 交野市に位置している。ちょっと寄り道のつもりが、 星のブランコまでしっかり歩いて、ほしだの森の風景 を

そして高槻市がほこる今城塚古墳ヘ

高槻といえば埴輪。そしてはにたん。ハニワをたどり 2019年の日経プラス1で、訪れたい古墳NO.1にも 旅をして、その旅を振り返るほどに、未知なる世界が 広がっていく。ほんの小さな旅でも、日常のささやかな 風景も、角度を変えれば目に入るものは変わっていく。 何気ない街の公園は悠久の時を伝え、歴史館には古代 の魅力があふれ、そして古のロマンを感じる場所へ。 やはり専門家の方の話は興味深い 今城塚古代記念館についてもおさらいして ハニワの聖地の大阪 高槻を振り返る ハ

日本でも有数の古墳群のある高槻市へ

the Farmを後にし、またしばらく自転車で。茨木市を 越えると隣には高槻市。日本でも有数の古墳群のある 街でマスコットキャラクターはその名も「はにたん」。 そして次に訪れたのは住宅やマンションの一画にある 古代の埴輪工房と窯跡群の史跡新池ハニワ工場公園。 新池東側の丘陵上にあった最古、最大級の埴輪工場跡 を整備し、マンガの陶板や復元埴輪を通して、楽しく 古墳時代やハニワづくりの様子が学べる公園である。 はにたんはLINEスタンプにも 高槻にあるハニワ工場公園。高槻は古

伊丹といえばやはりこの場所へ

伊丹市役所を後にして今度は東へと引き返す。途中に 建つミュージアムや酒蔵にはまたいつか。もう一度 猪名川を渡り、しばらくして目的地に到着する。伊丹 といえばやはりこの場所。せっかくなので立ち寄って。 伊丹スカイパークは滑走路に沿って設けられた公園で ANA CAの伊丹市ぶらり旅にも。次の旅の参考に 滑走路南端の千里川の土手も飛行機の観察スポットに 中央のオレンジの建物は宿泊もした照葉スパリゾート 街に近い位置にあるとても便利な福岡空港 福岡に単身赴任した2年半の間

自転車の旅では道中の風景も眺めながら

キャンパスの建物を後にして、次の目的地へと向かう。 自転車の旅では道中の風景も楽しみながら。カフェで くつろぐのは今度にして建物をめぐる旅へ。気になる 風景には立ち止まり、過去の風景にも思いをはせる。 イタリア文明宮の建物を思い出す ここはノイカフェと同じ系列のお店 こちらはノイカフェの本店の箕面船場のお店 ノイカフェといえば万博記念公園にも また次に万博記念公園に訪れる際に立ち寄ろう 屋久島を感じるお庭にとてもひかれる 情緒ある影の風景にひかれている この風

万博記念公園での思い出をたどりながら

10月に関西に戻ってから、週末の外出を順に追いつつ 記録している。今の所、3カ月半程前を振り返りながら 写真と言葉を楽しんでいる。今回の外出は昨年の12月 の初旬に、久しぶりに万博記念公園を訪れた時のこと。 全面シースルーでも冷暖房完備。一度は乗ってみたい 2015年開館のニフレルは、感性にふれるがコンセプト 日本に10を超える作品があり、堺にもその一つが 2005年オープンの現代美術の森に13点の彫刻が並ぶ 万博記念公園といえば四角いオブジェも思い出す 建物を見

そして境内に広がる三つの庭園へ

前回の京都の旅では、庭園美術館へは間に合わず お参りをした後には、松尾大社に広がる三つの庭園の 曲水の庭、上古の庭、蓬莱の庭へ。それらは重森三玲に よって最晩年に手掛けられた庭園。前回の旅では行き そびれたが、重森三玲が手掛けた庭園も巡っていこう。 重森三玲は美術学校で日本画を学んだ後、いけばな、 茶道を研究した後に、日本庭園を独学で学んだという。 全国の庭園を実測調査した数は全国500カ所にも上る といい、様々な時代の名庭実測、古庭園の調査により、 研究家として日本庭園

旅の終わりは未知なる旅の始まりに

下鴨神社を後にする頃には日も落ちて。あとは阪急線 の駅まで自転車をこぎ、折りたたんで電車に乗せ家路 へつく。下鴨神社の最寄りの駅となると京都河原町駅。 それなりに時間もかかるが、自転車なら慣れた距離だ。 オープン時は別名で。グッドデザインにも選ばれて 下鴨神社から京都河原町駅までは、河原町通りを南へ。 途中、気になるホテルには寄り道も。これにて京都に ちりばめられたデザインをたどる旅も終わり。最後に クエスチョンのサインが目に止まる。様々なものに 興味を持ちつつ、いろんな

京都の街をめぐり東へ北へ

旅先では美術館を楽しんで 京都を小さな自転車でめぐる日帰り旅。専用のバッグ にいれて持ち運ぶ小さな折りたたみの自転車。阪急の 大宮駅から出発し、街並みを感じ京都の街をゆっくり 走る。気になるものには、自転車を降りて歩いてみる。 新しくなっていた動物園。また動物にも会いにこよう 2021年に開業したふふ京都 スモールラグジュアリーを目指すふふブランド 京都市京セラ美術館にてリニューアルオープン後、 初の展覧会として個展「Full Lightness」の開催も 人類が

2年半の九州での旅を振り返って

折りたたみの自転車に乗って始めた旅は、だんだんと 距離を伸ばしながら西へと向かった。そこに広がる 空と海、山と緑の風景に心をうばわれた。旅先の色の かけらをたどりつつ、また日常の色にも目を向けて。 九州をめぐる旅は世界遺産への旅から始まった 建築や空間も楽しみながらの自転車旅 旅先もだんだんと遠くへと。糸島を巡る旅 初めて泊まりの旅では森の中でコンサートを 今度は西を目指して初めての佐賀への旅 次は東へ。下関から関門トンネルをくぐり門司へ 苦手な山道へもチャレン

九州で過ごす最後の日には

昨年の9月30日の土曜日は、九州で過ごす最後の日。 翌日の朝には引越しの立ち合いをし、新幹線で大阪へ。 あと半年、いや2,3ヶ月もあればと名残り惜しい気持ち になりながらも、最後の一日を楽しもうと家を出る。 福岡に赴任した頃に訪れた博物館が懐かしい 木組みが連続するデザインを楽しんだ 素材の特徴は活かされて生き生きと 繰り返し使われて空間を構成していく 出かけたのは一度訪れたことのある大宰府天満宮。 子供たちの受験はそれぞれ2年後だか、今から願い 続けよう。私はとい

九州での旅も終わりへと

広がる空の下、平坦に続く道。光を反射する水面と、 曲がりくねった海沿いの道。木漏れ日が降りそそぐ、 山の中の上り道。まだ見ぬ風景との出会いを求めて 九州の旅を繰り返してきた。その旅も終わりへと。 FaN Week2023の会場の三の丸スクエアを後にして スチームサウナとアートと音楽と 再開発が進む福岡の新たなランドマークのひとつに ここは様々な分野のクリエイターが集う 日常から非日常へと切り替わる場所 九州のお酒を楽しんだ。前から気になっていた蒸留所 ウイスキー