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今日の注目の記事まとめ

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言葉をつなぎ、世界を広げよう。書き続けることで、モノの見方、見え方が変わっていく。
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記事一覧

旅で出会った円の形

旅をすればいろんな建物や形に出会う。それは三角、 四角、多角形、そして円の形に。円は平面に、立面に、 見上げた吹き抜け空間として、様々な姿で目の前に 現れる。またそれは建物の一部であったり、部分で あったり、内包されたり、ときには螺旋を描くことも。 線の重なり、印象的な影、円の形を楽しんで カトリック桂教会には、また時間をとって訪れよう 建物の形に込められた意図や思いにふれながら 桂キャンパスでは様々なリズムの線が交錯する 様々な形がひしめいていたEXPO'70の熱

街中に現れた巨大な多面体を楽しもう

いつものように電車に自転車をのせて、日帰りで巡る 九州の旅。今回はSAGA ARENAのオープンに合わせて 佐賀にやってきた。街中に現れた巨大な多面体の建物。 一つ一つの大きな三角がシンプルな多面体を構成する 斬新かつ大胆なデザイン。いろんな角度から楽しもう。 すでに2021年にオープンしていたSAGA AQUA 今年オープンのSAGA ARENAも含めた壮大な事業だ SAGA ARENA。本来の目的は内部で行われるスポーツ やライブの観戦であるが、建物だけでもおもしろ

坂の先の陶芸の里で出会った風景

これから上るのは、波佐見焼の窯元が集まる中尾山。 陶板に描かれている陶芸の里の風景に、期待が高まる。 中尾山では、17世紀中頃に窯が築かれて以降、今まで 窯業が続けられている。400年の歴史がある陶芸の里。 ギャラリーは閉まってはいたが、陶房のスタッフの 方が出てこられて開けて頂いた。中にはカエルの一輪 挿し等のかわいらしい作品達。作品の購入もできる。 敷地の奥へと案内頂き、2020年に新たに作られた窯を 見せて頂いた。窯元の当主の長瀬渉さんは、2003年に 山形県から波

やきものに触れる旅を続けよう

ここは、やきものの町 波佐見。マルヒロ有限会社の HIROPPAを後にし次へと向かう。目的地はミニョン。 博多に店舗があり、以前うつわを購入したことがある。 波佐見町のミニョンは一軒家。豊かな自然の中に建つ。 白山陶器のうつわは、グッドデザイン商品にいくつか 選ばれている。とくにG型しょうゆさしの独特の形に なじみがある。1958年、森正洋氏によるデザインだ。 2020年受賞作品のペトラ。左右非対称の形が特徴的。 波佐見町歴史文化交流館をロケ地にした車のCM。 緑の豊か

そして海の先に浮かぶ島へ

長崎港ターミナルビルの建物をそのものを満喫した。 外観は積み木を組み合わせたような、幾何学形態の 複雑な組み合わせで、内部空間もおもしろい。内部を 歩き回っていると、チケットカウンターに列ができ ていた。ここからは五島行きのフェリーも出ている。 軍艦島の内部に広がる朽ちゆく風景 軍艦島。名前は知っていたが、遠い場所にあり、その アクセス方法も限られていて、実際に訪れることが できると思っていなかった。ただなんとなく長崎港 ターミナルビルへと立ち寄って見つけた人だかり。

美術館は時代を超えてその先へ

京都市京セラ美術館。1933年にオープンのその建物は 公立美術館として日本に残る最も古い建築だという。 創建当時の和洋が融合した本館の帝冠様式。建築意匠 を最大限保存しつつリニューアルされ、伝統と革新 が混じりあう京都のランドマークであり続けている。 その美術館では、戦後に駐留軍に接収され展示室が バスケットボールコートになったこともあるという。 時は流れ現代へ。そして2014年、開館80周年を機に 京都市美術館将来構想が策定され、2015年の公募型 プロポーザルで青木淳・

時代を映す図書館建築とは

図書館という建物が好きである。書棚を眺め、気になる 書籍を手に取りソファに座りページをめくる。中庭に 柔らかな光が差し、穏やかな休日をのんびりと過ごす。 ということができたら、どんなによいだろうかと思う。 大体が旅の途中なので、図書館を訪れる時はゆっくり したくても、なんとなく駆け足気味である。幸い家族も 絵本が好きなので、なぜ旅行で図書館という押し問答 にもならず、いろいろな図書館を訪れることができた。 というわけで、そんな素敵な図書館が、家から自転車で 行ける距離に欲

アートな名建築ホテルというランキング

ホテルという建物が好きだ。歴史的なホテル、建築家に よって設計されたホテル。そこには非日常的な空間が 広がり旅を彩る。旅の途中に、ホテルがあれば立ち寄り 建物を楽しんでいる。また泊まりの旅も計画しよう。 大正ロマンの面影を残す門司港の街並みを楽しんだ ホテルの内部に広がるエキサイティングな空間 外観もさることながら、その吹き抜けの空間も圧巻だ 都心の中のリゾート空間。屋上に開放的なスパもある 今年の2月のことだが、NIKKEIプラス1のなんでも ランキングでアートな

彩られた佐賀の空を見上げて

11月の初旬に、始発の電車に乗って佐賀へ出かけた。 佐賀駅に6時半に到着。そこからは、いつものように 折りたたみ自転車を広げ、喜瀬川の河川敷へ向かう。 競技開始は7時の予定だ。雲間から差しこむ朝日に、 気分も高まってくる。風が強いと中止となることも ある競技。幸いにも風は穏やかで、この風ならきっと 大丈夫だと自分に言い聞かせて、自転車を走らせる。 インターナショナルバルーンフェスタの美しい動画。 クリエイティブあふれるサイゲームスの佐賀スタジオ これは、今回のバルーンフ