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小倉から始めた旅の終わりへ

小倉から始めた大分、熊本への旅も今日が最後で後
は帰路を残すのみ。山みず木を後にし、北へと向かう。
私は翌日に仕事があるため、もう一泊する家族を鳥栖
駅へ送り、家族はJRでハウステンボスへ。アフター3
パスポートに合わせ、15時前にハウステンボスに着く
ように宿を出発する。最後まで九州を満喫する旅だ。

途中のサービスエリアで小休憩。今日も良い天気に恵まれた

家族を鳥栖駅で見送った後、私はレンタカーの返却に。
18時の返却なので、まだ幾分か時間がある。せっかく
なので寄り道を。鳥栖駅から車で20分程度の大刀洗町
には今村天守堂が建っている。平戸で訪れた教会建築
を思い出す。今村天守堂は鉄川与助の代表作でもある。


平戸での旅では、田平天守堂から始まり

鉄川与助の手掛けた教会建築と

平戸に広がる島と海の風景を巡ってきた

堂々とした双塔ロマネスク様式の教会堂
田平天守堂と同じくレンガ造りの集大成の教会建築
地域の資材が使われた教会内部の圧倒的な空間
教会建築のそばにはルルドのマリア像も
一部改修中だが、建物の周囲をぐるりと回り
細部までこだわられたレンガ造りの納まりや
ステンドグラスのデザインや
アーチやサークルの中の十字架のデザインに目を止める
島ではなく平野の農村で信仰が守られたことは奇跡だという
キリシタンの歴史を思いを馳せつつ
そびえ立つ双塔の教会を見上げてみる
レンガ塀ごしに天主堂。そろそろ帰路へ

残念ながら、その時は改修中で、外壁面には一部に
足場がかけられていて、内部の見学はできなかった。
それでも建物の迫力と存在感を味わうことができた。

平野の町にそびえる美しい双頭の天主堂

ステンドグラスからの光で満たされる内部空間


今村天守堂を後にして、後は博多を目指す
小倉で借りたレンタカーを博多で返却


そして博多でレンタカーを返却して、私の旅は終わり。
家族は今頃、ハウステンボスを満喫している頃だろう。
その時、THEドラえもん展がハウステンボス美術館で
行われていたが、どんな楽しみ方をしているだろうか。

小倉でレンタカーを借りて竹田、そして阿蘇から黒川
温泉へ。最後は博多でレンタカーを返却と、九州を横断
する旅となった。1人旅も楽しいが、家族との旅もよい
ものだ。小倉から博多へもレンタカーでこその旅だ。

子供たちも、豊かな自然が広がっていれば満足のよう
なので、いつの日か山形のスイデンテラスへの旅行を
提案しよう。自然と食と建物と風景と。いつかの旅行を
思い浮かべつつ日常へ。また日々の仕事をがんばろう。


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