京都の日帰りの旅を締めくくろう
昨年の10月に関西に戻ってきて、初めての京都への
日帰り旅。折りたたみ自転車で、阪急の大宮駅から
京都をめぐり、最後の目的地の下鴨神社へとたどり
着いた。旅先の日本建築の寺社なども目的地の一つ。
東遊は平安時代から続く、雅楽にあわせ披露される舞
太古の社。過去の場所から未来を考えるきっかけに
上賀茂神社と下鴨神社が舞台の京都三大祭りの葵祭
下鴨神社の正式名称は、賀茂御祖(かもみおや)神社。
式内社(名神大社)、山城国一宮、二十二社(上七社)の
一社で、神社本庁の別表神社でもある。鴨川の下流に
まつられていることから下鴨神社と呼ばれるという。
ご祭神
賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)西殿
玉依媛命 (たまよりひめのみこと) 東殿
賀茂建角身命は、古代の京都をひらかれた神さまで、
山城の国一宮の京都の守護神としてまつられている。
玉依媛命は、鴨川で禊(みそぎ─身を清める儀式)を
されているときに、上流より流れ来た丹塗の矢を拾い
床におかれたところ、矢は男神となられ、結婚され、
お子をお生みになったとの神話が伝えられ、古くから
縁結、子育ての神さまとして信仰されているという。
神社の建物や歴史についても学びながら、少しずつ旅
を続けていこう。1000年以上前から連綿と続く歴史。
その延長線上に今の時代、そしてその先に未来がある。
旅を通して今を感じ、旅を振り返っては過去にふれ、
また未来へと思いをはせ、次の新たな旅を始めよう。
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