見出し画像

山のふもとのいろりのある宿

越後妻有で開催される大地の芸術祭。そこでは自然と
アートを楽しむことができる。大人はアートを、子ども
たちは自然がメインの旅。その中で、自然とアートに
ふれることで驚きや発見がある。1日目は山のふもと
のいろりのある宿へ。ここにはアートの展示もある。

いろりとほたるの宿せとぐちへ
荷物を置いたらさっそく虫網とかごを手に外へ
車を少し走らせて河原で石拾いも
ソフトボールのようなまん丸の石
宿に戻って夕食の時間
ガラスの割付、型ガラスもよい感じの引き戸
内部には板に描かれた設計図。ここは昭和12年に開業の宿
夕食はいろりを囲んで
山と海の幸をおいしく頂いた
翌朝はいつものように早起きをして
朝もやの中、宿のまわりを一人で散歩する
この蔵に展示されたアートは
青木野枝さんの空の粒子という作品
しんとた雰囲気の中、森を散歩する
大きな木々の間から木漏れ日が差し込み
森の中にも光が満ちてくる
地面に広がる鮮やかな緑や
苔の褪せた緑を楽しみながら
朝の散歩のひととき。ここはツールド妻有のコースのようだ
今日はこの清津峡の先を目指す
一度、宿に戻って
起き出した子どもたちとまた散歩
なにかいないかなとキョロキョロすると
朝露の緑にまぎれるアマガエル
また宿に戻って、朝食の時間
楽しげな彩りで、朝にたっぷりの豆腐もうれしい
部屋にかけられた絵をよくみるとNoe Aokiのサイン
青木野枝さんといえば瀬戸内の豊島の作品を思い出す
大阪のガーデンオリエンタルの庭にも

宿のまわりに広がる自然を楽しんで、青木野枝さんの
アートにふれ、そして地元の料理を美味しく頂いた。
自然があれば十分に楽しむことができる子どもたちに
ぴったりの宿。持ってきた虫網を手に、勢いよく宿を
飛び出していった。ひと夏の懐かしく楽しい思い出だ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?