デザインに満ちたホテルの空間へ
隈研吾氏により2020年に再度手掛けられた新風館は、
映画館のアップリンク京都、商業施設、そして核となる
日本に初上陸のエースホテル京都からなる複合施設。
1999年にシアトルで誕生したエースホテル。アメリカ
とイギリスで展開している9つのホテルは住民と旅人
の交流の場となり、街に新しいカルチャーを生み出し
てきたという。まずはそのオープンな空間へ向かう。
初の海外出店となるStumptown Coffee Roasters
柚木沙弥郎氏によるもの。その仕事に憧れる
エースホテル京都に1カ月滞在し作成されたもの
障害者支援事業の柱となっているものづくり
モデュレックスにより非日常の空間が演出されている
金沢の鋳物メーカーの能作により手掛けられている
エースホテル京都には楽しいデザインがあふれいてる
宿泊利用もいつの日か。柚木氏の作品にもひかれる
新風館の建物の中からホテルの空間へ。通路部分の光
は抑制されて、その先には光に満ちた空間が見える。
ロビーには、大きな開口部からの自然光と空間全体
に広がる立体的な格子状の照明器具。そして迫力の
ある木組みの構成が空間を特徴的なものとしている。
活気があふれるロビーの空間はとても居心地がよい。
ソファに腰掛けて、その空間を体感してみる。旅人、
住民が交差する空間。洗練されたデザイン、温かみの
ある柚木氏の作品、京都の地で生まれた現代アート。
視覚から、また五感で伝わってくる様々なデザインに
心も高まる刺激的な場所。海外初出店のカフェもある。
また近くを通りがかった際はふらりと立ち寄りたい。
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