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九州の旅の思い出にひたりながら


楽しかった長崎の旅。九州の旅を続けてきた。九州の旅
の思い出にひたりつつ、昨年の9月末に福岡をめぐる。
いつものように博多駅へ。まずは地下鉄に乗って西を
目指す。降りた駅は姪浜駅。今回は小さな自転車で博多
を走る。旅というよりは近場を軽くまわる程度だが、
電車に自転車を乗せてのいつもの旅のスタイルにて。

駅を降りて明け方の港へ
フェリーまではまだ時間がある。港の風景をながめて歩く
海の先に浮かぶ能古島
朝焼けに包まれる湾の向こうの街並みの蜃気楼
朝日がのぼりつつある。すがすがしい空気の中
波打ち際を歩く
ひいてはよせる波の繰り返しに
九州の旅の風景を重ねる
日は上り、すぎゆく一日
朝のはじまりに旅の終わりも感じつつ
あらためて今日の旅に思いを向ける
太陽は風景に光と影を与え
辺り一面に色が与えられていく
空はだんだんと明るく青く
太陽は高度を上げていく
太陽がつくる光と影の風景を楽しみながら
浜辺の公園をぐるりとめぐり
フェリーが出る時刻となる
フェリーでのわずかな時間も
広がる海の風景を楽しむひととき
太陽に照らされた福岡の街並みも
だんだんと遠ざかっていく
能古島へ到着
姪浜と能古島をつなぐレインボーのことフラワーのこ
自転車をフェリーから降ろして能古島の北端をめざす

訪れたのは能古島。姪浜のフェリー乗り場から能古島
まで、フェリーで10分程度の船旅。みるみる内に島
が近づいてくる。そして九州の最後の思い出として、
近くにあるのに、ずっと訪れていなかった能古島へ。


九州にきてから島を旅し、島をめぐる楽しさを知った。
最初は道でつながる志賀島。次に世界遺産のある宗像
の大島。そして壱岐、最後の長崎の旅となった五島へ。

海沿いを自転車で走る楽しさを知った志賀島

出発間際のフェリーにかけ込んで大島へ

島の風景にひたる旅をした壱岐島

島を旅する楽しさにひかれてもう一度

そして最後にあこがれの五島列島へ


期待を胸にフェリーから降り立つ。海沿いに自転車を
走らせる。大きな空にたなびく雲。太陽からの光は海を
輝かせ、風景を彩る。潮の香りと風の感触が心地よい。
山を越えて島を横断する。島の地形を感じる。風景が
次々と切り替わる。海から山へ、そして広がる空。坂を
下った先に青い海。九州で旅した島の風景が懐かしい。


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