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井の中の蛙大海をしらずされど空の青さを知る

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空の青さを知る人よ  2019


映画のタイトルが主題歌にもなっている。
あいみょんの曲である。

この楽曲と寄り沿いながら映画を作っていきたい
という監督やスタッフの思いがあったという。
映画の中でも、重要な場面で使われている。


山々に囲まれた町で、高校生のあおいと姉の
あかねは二人で暮らしている。現在と過去の
出来事が交錯しながら物語は進んでいく。


あかねのかつての恋人である慎之介が現れる
ことから物語は動き出す。そして、もうひとりの
慎之介の存在。そのふしぎな四角関係はせつない。


井の中の蛙
大海をしらず
されど空の青さを知る
という言葉が語られる。


本当に大切なことは、すぐそばにある。
そんなことを思い浮かべながら映画を見る。


過去や現在の思いや期待が入り混じり、
人の心の機微が揺れ動き、思いが交錯する。
限られた状況でも、あきらめずに人は前に進む。
人から人への思いが届き、未来へと続いてく。
心に届き、心あたたかくなれる作品である。

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