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福江島に新たな施設が建てられて

水ノ浦教会を後にして、またもと来た道を引き返す。
次は福江の街を目指して、山中の道を進む。緩やかな
坂道を電動アシストのGOTOCHARIで快調に走る。

水ノ浦教会を後にして
緑の風景の先に風力発電の風車。五島は再エネの島でもある
ゆるやかな道は山の間を縫うように
続く山並みを楽しみながら山道を上り
今度は下っていく。気持ちの良い自転車の旅
山を抜けると広がる大きな空。街まではもう少し
畑に積まれたホールクロップサイレージ

壱岐の旅でも白いロールの風景を楽しんだ

旅をしたのは9月の半ば。実りの季節に差し掛かる頃
のどかな風景を楽しみながら
目的地の新しい施設に到着

そして福江島に2023年4月にオープンした図書館へ。
旧図書館の老朽化により、2010年から新しい図書館の
建設計画がされていた五島市。2012年に一度中断し、
再び2016年の市民アンケートなどを経てオープンへ。

図書館をめぐるのも旅の楽しみのひとつ
五島市立図書館のフォントは椿の凛としたイメージで
楽しい内部空間は建築写真ブリッツスタジオのサイトにて
建物を通り抜けて開架スペースに連続したテラスへ
オブジェのようなスツールもおもしろい
こちらがメインの外観。アプローチは海と島のイメージのよう
緩やかな屋根のライン。シンプルでもデザインに変化を与える
開架スペースは教会をイメージしたコウモリ天井に
風景になじむように低く抑えられた屋根のライン
建物や家具やサインなど、五島市立図書館を楽しんだ
水ノ浦教会から五島市立図書館へ一気に進んで

内部空間は建築写真ブリッツスタジオのサイトにて

PHOTO WORKSに九州での旅を懐かしむ

わくわくするようなインテリアの設計は

長崎で訪れた長崎市役所も手がけた株式会社イシマル

デザインでつながる旅先の風景も楽しもう


新しくなった五島市立図書館には、子供たちが毎日
でも訪れたくなるようにとの思いが込められている。
内部には五島の島をめぐるように、海に見立てた青い
カーペットの上に、開架の島がつくられる。いろんな
形の色とりどりのチェアや家具。眺めているだけでも
楽しい気分となる。吹き抜け空間を持つ開放感のある
開架スペースには、コウモリ天井の教会をモチーフと
したデザインが用いられている。楽しくて心地がよい
図書館。気になる本を片手にのんびり過ごしてみたい。


そして福江島には新しくホテルも建つ。島を訪れる人
たちは五島に広がる風景を体感し、五島列島の魅力は
人から人へと伝わっていく。今回の旅の宿は2020年に
オープンしたhotel sou。その建物と空間も楽しんだ。

福江港からほど近く、福江の街の風景も楽しんだ

そして2023年オープンのめぐりめぐらすにも

他にも2022年には立て続けに、五島リトリートrayや

カラリト五島がオープンしている



五島市による企業誘致のプロモーション動画も


魅力ある五島市は日本遺産、世界遺産、ジオパークの
3つがある地域。また企業の誘致、良質の雇用の場の
創出などによるUターン、Iターンに力を入れている。
2023年には市内への転入者が、市内からの転出者
を上回り、2020年以来の社会増を達成したという。

今はまだ旅の途中。日本のいろんな場所を旅をして、
いつかはどこか自然豊かな場所で暮らせたなら。魅力
ある五島列島。今回の旅ではその魅力の一端にふれた
に過ぎない。めぐりめぐってまたいつかの日か五島へ。

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