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次はキャンパスの建物や空間を楽しんで

箕面船場阪大前駅の側の街のような公共施設。そして
その隣には駅の名の通り、大阪大学の箕面キャンパス
が建つ。25の言語専攻を持つ建物は外国研究講義棟。
箕面キャンパスから、この地に2021年に移転された。

次はガラス越しに映る建物の
箕面新キャンパスは、かつて繊維の街であった箕面市の
面影を残すように繊維が織り込まれたような外観を持つ
アウトフレームのブレースによる開放的なピロティは、大学の
モットーの、地域に生き世界に伸びるを具現化するように
オープンスペースとなり、開かれたキャンパスを象徴している
休日の静かなキャンパスをめぐる
建物内部には一般でも利用できる食堂も
であれば内部空間も楽しんで
残念ながら食堂は一般利用の時間外
街のような公共施設とキャンパスを
いろんな角度から眺めながら
リズミカルな外観のファサードのパターンは
斜めのラインを用いることで動きが生まれ
見る角度によって、建物の印象は変わっていく
斜めの柱の隙間から見える風景も楽しんで
構造体そのものがデザインとなった
建物の周りをぐるりとめぐり
反対側のエントランスの方へ
エントランス内の石碑には専攻の25の言語で刻まれた言葉

ここは言語と文化の新たな世界に導かれる場

戦火から図書館書庫の蔵書を守った鉄の扉が歴史を語る
外観とのつながりを意識したエントランス空間を歩き
2階の食堂の空間にもひかれつつ
アフトフレームで構成される大胆なデザインの建物を見上げ
街並みに際立つ建物を楽しんだ

外観は繊維のイメージをモチーフとして

斜めの線が作りだす動きのあるデザイン。その建物は
コンクリートのアウトフレームの構造体に支えられ、
開放的な内部空間を持つ。構造がデザインとなって、
機能性を生み出している。そのデザインは箕面の繊維
の街をイメージを継承し、箕面の街の記憶をつなぎ、
新しい形として街に刻まれる。建築のスケールの力
を感じる建物である。建物のデザインはおもしろい。

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