やすなりん

地方で住まいの新築/リフォームをやってます。自分が50歳を超えてしまったことに驚いてい…

やすなりん

地方で住まいの新築/リフォームをやってます。自分が50歳を超えてしまったことに驚いているおっさんの仕事っぷりや、住まいのことについて思ったことをつづっていきます。

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あなたの住みやすい とは?

コンパクトシティ化を掲げる岡山市長が、 住みやすい都市をつくる。と言われていた。 人が住む建物をつくる仕事をしている僕としては、 「お?」と思った。 住みやすい、ってなんだろう、と。 都市としての住みやすさとは、 ・コンビニが近い? ・スーパーが近い? ・銀行が近い? ・役所が近い? こんな感じなんでしょうか? イメージに浮かぶのは、物質的なこと。 で、 家の住みやすさって何だろう?と考えたとき、 ・広いリビング? ・先進機能満載のキッチン? ・除菌されたト

    • 再生

      一生住みやすい家を創る〜岡山の一級建築士がYouTube始めます!

      • 仕事量の具合

        仕事の依頼があることは嬉しい。 その依頼が無いと、お金は入ってこない。 なので、「ちょっとお願いしたいんだけど・・・」 と言われると、 「はい、いいですよ♪」 って言ってしまう。 しかも、最後に音符までついて笑 どうも最近、仕事量が多すぎな気もする。 曜日の感覚がないのが、それを証明している笑 悩ましい。

        • 建築の勉強/ノミ砥ぎ編

          今日は刃物についての座学と ノミ(鑿)砥ぎ講習。 まずは座学。 刃物については内容は大学でも チラッと学んだし(確か…?)、 現場で大工さんから聞いたり、 YouTubeでも見ることもあったので、 とりたてて、何も起きなかった。 ところが、 そうはいかなかったのが、 昼前からの実技。 まずは、 これまた持参する様になっていた、 中砥ぎ用と仕上げ用の砥石を バケツにはった水に漬ける。 (これぞ漬物石。いや、違う) 水につけた砥石は、 プチプチプチプチプチ・・・ と

        あなたの住みやすい とは?

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        • 仕事(建築)のこと
          5本
        • 家・家族のこと
          1本

        記事

          建築の勉強(いまさら)

          勉強は嫌いなはずだ。 小学校から大学まで、できれば宿題はやりたくないし、なんならやらなかった。 仕事をし始めて、およそ30年。 最近、その認識が違うな、と思い始めた。 大学でも学んだ建築。 いまさら、再確認のような勉強を好んで習い始めた。 これは(むかし)慣れ親しんだ法令集にインデックスを貼る作業。 これを貼る事で、一気に法令集が身近な道具と化す(ちょい大袈裟)。 こうなるのだ↓。 なぜ勉強するのか。。。 仕事をする上で出てくる僕の中での疑問や、ジレンマ。 それ

          建築の勉強(いまさら)

          どんな住まいづくりをしているか?

          近ごろ、というか、 よく考えるんですよね。 まるや住宅設計の特徴。 まるや住宅設計の、というか、 僕の、 というか。 世の中には、 優れた工務店があり、 設計事務所があり。 山ほどある、 掃いて捨てるほどある、 建築関係の会社。 その中にあって、 ウチの魅力。 特徴。 選んでもらう理由。 それってなんだろ!? っていうのを よく考えます。 コレだ!っていう答え、 出ないんですけどね。 (それじゃダメだろ!) でも、おぼろげながら、 え?これ

          どんな住まいづくりをしているか?

          違うところで引っかかる。これもクセ?

          読んだ。 妻が、facebookでシェアしていたことによって知ったこの記事。 読んでて、涙が出た。 彼女の父である浩二さんは、心筋梗塞で亡くなったそうだ。 その浩二さんと、自分自身を重ねてしまった。 そのことが書いてある部分を読んだ瞬間、 「あ、僕も心筋梗塞で死ぬかも(涙)」 「その時に、家族に残せるモノはあるのか・・・!?(涙)」 と、秒で頭をよぎった。 (今日50歳を迎えた中年ど真ん中のおっさんが、秒で、とかw) さぁ、とっとと結論。 ********

          違うところで引っかかる。これもクセ?

          山に惹かれる?

          義理の兄・トシにいちゃんが不意に現れた!笑(1ヶ月前の話) 我が家のウッドデッキに、岡山特産の桃太郎ぶどう(皮ごと食べられる)をぶら下げて。 戌年産まれのやすなりんは、ワンと吠え、トシにいちゃんにお供する… ってことはしなかったんだけど。 妻リエにコーヒーを淹れてもらい、しばし歓談。 で、話はトシにいちゃんの実家の話に。 この実家ってのがとんでもない山奥にある、とトシにいちゃんの妻(つまり僕の姉)から聞いていた。 「あんなとこ、行くもんじゃねぇ!道は狭いし!なん

          山に惹かれる?

          メーターモジュールは、圧倒的正義なのか。

          住まいの新築を設計する際、よく考えることがある。 ☆尺モジュール(910mm)でいくか ☆メーターモジュール(1,000mm)でいくか (中間間955や本間985というのもあるが) 尺モジュール(910mm)とメーターモジュール(1,000mm)では、 後者の方が面積は約1.2倍になる。 設計の段階においては問題が生じることはない。 だが、単純に面積が大きくなることで、施工コストは上がってしまう。 まず、 建材メーカーの材料は、一般的に尺モジュールで造られており、 メ

          メーターモジュールは、圧倒的正義なのか。

          自分(達)の都合か、客の都合か

          とあるハウスメーカーで家を買った(建てた)お客さんの話を聞いていて、嘆きたくなった。 「納期があるので、もう打合せの時間はないんですよ」 「いまならこの価格にしますので」 よく聞く、契約間際での常套手段。 ご主人は、もうここのハウスメーカーで買う(建てる)ことにしてるから、「まぁいっか」と思った。 でも、奥様は違った。 「まだ、間取りを詰め切れていない・・・。」 「本当は、もっと打合せしたい。」 でも、そのハウスメーカーは、それを許さなかった。 ・ ・ ・

          自分(達)の都合か、客の都合か