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アブラハムのスタートライン

5/15に日本に入国したばかりのアブラハムがSHARKSデビュー戦に出場しました!

2022/6/4 日体大記録会
GUEM ABRAHAM
1500m 3:41.29 2位

合宿帰りの翌日ということで体調チェックも兼ねての出場でセカンドベストの走り、頼もしい笑顔も見せてくれました!
楠も初マネージャー業務、タイム読みの難しさを知りました笑

日体大記録会SHARKSデビュー戦 📷太田涼さん


たくさんのありがとう

日本で走ったのは、東京オリンピックぶり。
堂々とした姿、SHARKSのユニフォームを着た姿に「あ、本当に来たんだ」と少し胸が熱くなる瞬間がありました。

📸太田涼さん


昨年夏、南スーダンに帰るアブラハムとのダイレクトメッセージ、必ず日本に帰ってくるという強い想いから、本当に帰ってきてくれました。

ここに来るまで本当にたくさんの方々に夢の応援をしてもらいました。

ご縁をくださったJICAさん。
出会うきっかけを作ってくれた横田さん。
練習会を受け入れてくれた前橋市さん。
入国を実現するために貴重なアドバイスを快くくださった柳田さん。
ビザの取得へ誰よりも積極的に動いてくれた陸斗。
力強く送り出してくれた南スーダン陸上競技連盟。
南スーダン出国のサポートしてくれたJICA南スーダン支店の皆様

チケットの手配の時には前所属のチームからもアドバイスをいただき、
活動費の確保にはSHARKSスポンサーの企業様型から多大なるご支援もいただき、
練習環境はTWOLAPS TCに受け入れていただきました。

そして覚悟を決めて単身日本での挑戦を決意してくれたアブラハム。


まだまだここには書き切ることのできないくらいの皆さんに支えられてSHARKSの挑戦は支えられ、実現することができました。

1人では絶対に実現できない道のりだったと思いますが、とても楽しく、ワクワクする日々を過ごさせていただきました。

スタートライン

入国してすぐ、TWOLAPSの選手としてチームメイトと2週間の合宿を実施。
僕はアブラハムと2人部屋、くだらない話から夢の話までたくさん話しました。

すっごく真面目な彼は、僕なんかよりずっとしっかりしていて、僕の心配なんかよそに全部自分でやってしまう頼もしいやつでした。

TWOLAPSのみんなと2週間過ごせたのもとても良いタイミングで、すぐに雰囲気に馴染み、チームの一員として人気者になっています。
もう僕のことをいじるくらいに馴染んでいます笑

チームメイト+1と📸岩國英昭さん

忙しい出国準備から日本に来ていきなりの合宿で心身ともに疲れていたはずですが逞しく練習もこなし、デビュー戦も堂々の走りで飾ってくれました。

そして入国から3週間、やっと家を手に入れました。
疲れを癒す我が家を目指して、
家具も一緒に選び、買い物にも行きました。日本での一人暮らしを始めます。

ここは1年9ヶ月を過ごした大好きな前橋ではないけれどここも好きになってくれると嬉しいです。

活動を通して、夢を実現を応援してくださった皆さんに恩返しをしていきます。
まずは僕たちが元気な笑顔で走り続けることから。

SHARKSの一員として。南スーダンの代表として、
今日のレースがアブラハムのスタートラインです。

📷太田涼さん


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