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ぜひ。選手に読んでほしい。

突然ですがジム、始めました。

皆さんにニュースです。
この度、楠康成及びSHARKSは紹介制のプライベートトレーニングジムを始めることになりました。その名もWuu Sports事業。

厳密にいうと、WUU「With Ur uniquenes」さんの力を借りてアスリートのみんなのためにお借りしました。場所は渋谷区代々木あたり。

紹介制ジム Wuu Sports

入会方法:
SHARKSへのご連絡(楠でもOK)※審査あり

場所:
渋谷区代々木

会費:
アスリート・・・5000円/月
一般・・・・・・7000円/月
単発・・・・・・2500円/1回

使用可能時間:
毎週 木金日 13:00~17:30(90分)

トレーニング内容
セルフトレーニング(サポートあり)
自分で連れてくるトレーナーさんとの使用も基本OK(相談)

今設定されているルールなどはできるだけ使いやすく変化、改善していけたらなと思っています。

僕自身がSHARKSとして活動してきた6年で感じてきた僕を含むアスリートの課題をクリアするためにみんなで進化させていく新事業です。

①トレーニング環境
自由に使えるジムスペースを持っているアスリートは少なく、区や市町村が運営している市民ジムや大学などの施設を借りて使っている選手も多いです。
しかし、極めるほどにやりたいトレーニングも増え、その分スペースも必要となり、共用スペースでは他人に迷惑をかけてしまうことでの遠慮も生まれていると思います。
個人の収入の中でプライベートジムを使えればいいけど予算的にも厳しい。

②視野が広がらない
外に視野を向けづらい環境にいると自分の考えをアップデートしづらいのはもちろん、客観視する視点が少ないのでモチベーションなどの観点からもアスリートの外部との接点は必要不可欠である。
生活がルーティーン化しがちなアスリートの生活は、コロナの影響もあって、どうしてもチーム外部との接点が少なくなる。
とはいえ練習もあり、その時間を割いてまで街に繰り出して出会いの幅を求めるのもちょっと違う。

この2点をどうにかクリアするためにこのジムを開始しました。

・一般利用者の利用が少ない時間帯に限定することでの利用コスト(会費)の削減。
・紹介予約制にすることでのトレーニングに集中できるパーソナル空間の実現。
・トレーニング中に他分野で活躍する人との接点を持てる。信頼できる人しか利用しないコミュニティで視野を広げ、自らを客観視することができる。

自分を追求するアスリートは、集中できる環境を手に入れるべきだ!と、都内パーソナルジムのスペースを使わせていただける料金としては破格のコストで使用させていただけることになりました。

この事業を通して最もやりたいことは、
実は最後の

「アスリート自ら、自分自身のコミュニティを広げること」なんです。

僕は中距離選手として29年間生きてきて、自分を一番成長させてくれたのは、誰かとの「出会い」。
日常に変化が生まれた時でした。

これはきっと中距離選手だけでなくアスリート、いや、皆に言えることだと思っています。

6年間で見えてきたこと

実業団を離れ、個人では3年。SHARKSを作ってから3年。
計6年の間、日本唯一の中距離プロチームキャプテンとして活動してきました。

6年間で3人の選手がSHARKSに雇用されていたこと。
TWOLAPSという練習環境に恵まれてきたこと。
そしてたくさん応援し、支えてくれているファンに出会えたこと。今のSHARKSがあるのはこの人たちのおかげです。

しかしSHARKS を運営しながら過ごした6年で、最初に自分が設定した課題をクリアすることはできていません。

①中距離界を盛り上げたい。
②SHARKSに憧れる子供たちに夢を追いかけ続けられる環境を与えたい。

この2つを追いかけて活動してきましたが、
中距離界を盛り上げる中距離選手の雇用。夢を追い続ける環境という雇用。
増やせたのはまだ「2人分」。

すごいことです。たくさんの方に支えられて、スポンサー企業様に支えられて SHARKSは3人が競技に集中することができています。
しかしまだまだ足りない。そう思うんです。

・中距離選手としてのスポンサー企業さんとの関わり方。
・ファンの方々への接し方。
・TWOLAPSの力を借りた中距離界を盛り上げる取り組み。

ここに集中してきた6年間。
僕たちSHARKSは毎日幸せに思えるくらいに皆さんに囲まれて生活しています。

でも。

「これって俺たちがラッキーなだけじゃないのか?」

そんな不安が芽生えてきました。



選手として生きる

最近では進路を相談してくれる選手も多く、できれば想いに応えたいし、将来はみんなを応援できる男になりたいと思っています。
しかし想いに応えられずに「Yes」がいえない自分が非常に情けなく感じています。

陸上界に雇用されている選手の大半が長距離実業団選手の中、
「駅伝」という今すでにある陸上界の需要に滑り込むことしかできなかった中距離選手。
僕自身もそうでした。

悔しいけど中距離選手として走るだけではまだまだ雇用は守れない。それが現状だと感じています。

「もっと世の中の人をたくさん幸せにしないと、僕たちの雇用は守れない」
そんな現状で選手としての仕事は、果たして走るだけなのか?

僕らは走ることが好きだし、どんな状況でも結果を出したい。

そんな自分の競技にかけられるお金を稼ぐための仕事をするなら、それは自分のやりたい仕事なんじゃないか?

だからこのジムで広がるコミュニティから、
どこかに転がるチャンスを自分のものにして自らのスキルで自分の競技を支えるアスリートが増えて欲しい。

カフェ店員の選手
宅配サービスをしている選手
営業マンとして活躍する選手

なんでもいいと思います。

自分を鍛えることに長けているスポーツ選手はそれぞれもっといろんな形で世の中の人を幸せにできるはず。

僕が6年間様々な人たちに出会い、相談し、挑戦し、失敗し、改善してきたように
アスリートたちにもコミュニティをどんどん広げて色んな人と話して、夢を実現してほしい。

だからここで、いい出会いをしてください。

そんな思いを込めたWuu Sports事業です。

僕は中距離選手だからこう思うけど、きっと似た課題を持っている業界のアスリートはいるはずです。

まずは思いっきり練習して、目標をクリアするサポートがしたいんです!
最初はわいわいやりましょう。

ちょっとでも気になったアスリートさん。連絡ください。


ここは違うジムだよ


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