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みんなで一緒に

みなさんは学生の頃、歴史の勉強をしながら何を思っていましたか?

どんな人物がいて、どんな病気が流行り、どんな事件が起き、どんな法律が生まれ、どんな時代を生きていたか。教科書に記された先人たちの生き様にただただ「すごいなあ。」と感じていただけで、その時の僕はその歴史に関わるような人生を歩めるなんて考えてもいませんでした。

南スーダン。2011年にスーダンから独立した世界で最も若い国です。
SHARKSのアブラハムの母国。

そんなアブラハムのクラウドファンディングが9月17日から11月4日まで48日間行われます。試合やイベントが多く、みなさんに知ってもらいたくて今回は長めに期間を設けました。

歴史を作る?

アブラハムに出会う前は「歴史を作る」ことは全く考えたこともありませんでした。
しかも、僕の生きているスポーツ界が歴史を作るなんて夢にも思ってもいなかったです。

「スポーツで内戦が止まる」1年半前にアブラハムからその言葉を聞いて

アブラハムを支援したい。1年前に横田さんに宣言して

今一緒のチームにいる。

あいつに出会った時からアブラハムの「スポーツ」SHARKSの「スポーツ」がどれだけ世の中に貢献できるかを試行錯誤しながらやってきました。

僕たちのやり方は、やっぱり「みんな一緒に」
一緒にやることに意味があるんです。

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アブラハムの課題

出会った時のアブラハムの夢は

1日本で競技をする
2スポーツで収入を得て家族を支える
3南スーダンの教育・スポーツを支援する

この三つでした。
1年半で、SHARKSで給料を得ることでその夢の1と2は叶いました。
これからは3への取り組みが始まっていきます。

スピード感を持ってやってきたことは僕たちの自信になりましたが、一番大事なのは継続すること。「支援する夢」を叶えるためにもSHARKSとして価値を作り続け、日本で競技をして家族を支えていくことを継続していかなければならない。

アブラハムが「安心して安全に競技を継続すること」は
南スーダンにとって「安心して安全に生活をする」ことにつながると思うんです。

アブラハムがやることはこれから先きっと、南スーダン共和国の歴史の教科書に載ることばかりです。

オリンピックに出たことも、MDCで南スーダン記録を更新したことも、SHARKSって名前が南スーダンの子供達に知られたりしちゃうかも。

日本の環境でトレーニングを手に入れたら、僕はもっと速く強くなる。
言っていたけど、それは必ずできるわけじゃない。

でも、「絶対にやるんだね」
MDCで初めてアブラハムと同じレースで競って、改めてその想いを感じました。

SHARKSとして初めてのクラウドファンディング

SHARKSの社長として何が正解か、この先どのくらいの道のりがあるのか、いつまでやれるのかは全くわからない。でも進む方向だけは少しずつ見えてきました。

SHARKSはそれぞれの夢をみんなで支援し、実現し、喜び合うチームでありたい。

そのために僕たちにできることは仲間を増やすこと。

2年前SHARKSで成し遂げたクラウドファンディング。
その時の支援者の皆様にずっと支えられ、勇気づけられ、僕たちは活動してきました。
あの時は阿見アスリートクラブのトップチームとしておんぶにだっこ。
自分たちは頭を下げることしかできませんでした。

今回は勝負のクラファン。
SHARKS3人が主体となって本プロジェクトを成功させようと準備してきました。
そしてこれから僕が作っていく新しいSHARKSを見ていただきたいです。

だから、このクラウドファンディングでも
これから歴史を作っていく仲間を集めたい。

僕だけでもダメ、あいつだけでもダメ。あなただけでもダメ。

「みんなで歴史を作りましょう」

南スーダンのスポーツに関わる最初の支援者になってみませんか???

まずはアブラハムの想い。僕たちの想いを読んで欲しい、それが最初の支援です。


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