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【方向性を間違った結果】関係性マーケティング

地震に関連した商品について


今年の元旦に能登半島で地震がありました。
4月3日にもお隣の台湾でも地震がありました。

地震について、思い出したことがあるので、その話をします。

ある会社から、コンサルの依頼がありました。
その会社は地震対策の商材を販売している会社でした。

ニッチだけど、それなりのニーズがある商品で興味深いと思いました。

これからどのように販売していくかを相談されました。
新規事業なので、彼らには既存顧客がいません。

この場合、考えられるのは2つの方向性です。

商品を販売するための2つの方法


一つは、もっと大々的にマスコミにアピールする方法、
つまり、プレスリリースをすることです。

これは、私も何回か経験があります。
無料でする方法もありますし、専門の業者に依頼する方法もあります。

私も創業当時、無料でプレスリリースをして、
ある雑誌に取り上げてもらったこともあります。

また、週刊現代からも取材依頼があったこともあります。

プレスリリースと同時にネットでの広告の配信です。

当時はSNSはまだ盛んではなく、アーリーアダプタが活用しているに過ぎなかったのです。

今なら、広告だけでなく、SNSの活用も大いにすべきでしょう。

コンサルの意見を聞かずに・・・


しかし、その会社はそのような方向性にはノーを出しました。

自分たちで販売するのではなく、代理店経由で販売したいというのです。

自分たちで販売することに自信がなかったのでしょう。

そして、代理店になる先を探すことになりました。
電話でアポとりをするということをしたかったようです。

私はその方法だと、消耗戦になりうまくいかないと懸念を示したのですが、どうしても一度チャレンジしたいというのです。

彼らは資金が潤沢ではないので、外部のテレマーケティングの会社に依頼せず、自分たちで電話をしました。

結果、やはり消耗戦となり、1件も受注することができなったのです。
そして、そうこうしているうちに、コンサル期間も終了しました。

どうして、コンサルの意見を聞かずに、自分たちの思う、方向性で突っ走ったのでしょうか?
理解ができませんでした。

以降、この会社とこの商品についての話も噂も聞いたことがありません。

私も経験を通して成長しました


方法さえ、間違っていなければ今頃、大化けしていたと思われるので、とても残念です。

もっと、私が説得する力があればと、その後、大いに反省し、その反省を生かすよう努めています。

現在では少しは、コンサルとしても成長したと自負しています。


【自己紹介】
中小企業のための関係性マーケティングのコンサルティングをしています。

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