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現役マーケティングコンサルタントのつぶやき_オフラインセミナーについて考える

コロナ以降、オンラインセミナーが主流になりつつある昨今ですが・・・

先日、市場調査を兼ねて、久しぶりに他のコンサルタントの方のZoomセミナーに参加しました。

その中で気になる内容がありました。
それは次のような内容でした。

コロナ以降は対面でのセミナーは難しい。
だから、Zoomなどのオンラインセミナーが主流。
一般的にオンラインでセミナーを開催すると、オフラインより集客は容易になる。
なぜなら、わざわざセミナー会場に来なくても、参加できるため。
参加することのハードルが下がるからである。

つまり、あまり本気度が高くなくても参加できるので、バックエンドの成約率は下がる。とのこと。
まあ、そのことは成約率が下がる要因の一つではあると思います。

しかし、この方の手法でセミナーをすればオンラインでもオフラインでも成約率は同じである。
と言うことでした。

私が思う一番の成約率が低い要因は、「その場の空気に触れられない」と考えています。

セミナーで集まった人たちの熱気、講師の熱気など、その場には何と言えない空気感があります。

それが、参加者の気持ちを高めるものではないでしょうか。

このコンサルの方は、こうも言っていました。
成約に必要なのは、接触頻度である。
接触する回数を増やすことが必要である。

この意見に関しては、私のテーマである関係性マーケティングの
核である、単純接触効果(ザイアンスの法則)のことを言っているのでしょう。

しかし、そう主張するのではあれば、オフラインのセミナーの方が効果は高いのではないでしょうか。

つまり、接触に関しては、接触する方法によって訴求力が変わってきます。
例えば、直接会うことは最も訴求力が高く、オフラインでは訴求力は下がります。

メルマガなど文字のよる、接触だとさらに下がります。
つまり、オンラインとオフラインでも訴求力は同じではないのです。

ですが、この方はオンラインでもオフラインでも同じと言っています。
その訴求力の違いを覆すノウハウがあるのでしょう。

しかし、私はそのノウハウには眉唾です。
なぜなら、人間の根本にある心理は、そう簡単に覆ることはないからです。

つまり、私が言いたいのは、人間の心理に基づくマーケティングでないと成功はしないということです。

追加で・・・
後で思い起こせば、私以外のセミナー参加者(顔出し)の方々は、微妙にコンサルタントと砕けた感じのやりとりをしていました。つまり、セミナーを開催する前から何度か別の方法で接触していたと考えられます。
それなら納得ですね。


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