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現役マーケティングコンサルタントのつぶやき_接触の仕方で顧客離れが加速する?

顧客との関係性を築くためには、接触頻度を増やす。でも・・・

顧客との関係性を構築するために、最も必要なことは接触頻度を増やすことです。

これは「単純接触効果」または「ザイアンスの法則」と呼ばれる心理的な理論です。

つまり、ある相手(この場合は顧客)と何度も接触することで、信頼度や親密度が増す心理的な作用のことです。

関係性マーケティングに関して、主眼に置くのはこの単純接触効果であり、それこそが良好な関係性を築くための必須なタスクであるのです。

その事により、リピートが増え、さらにロイヤルカスタマー化に繋がります。
さらに、口コミ、紹介顧客が増えていくという、まさに、企業にとって、理想の目的とすべき事なのです。

しかし、単に接触頻度を増やすだけでいいのか?
ということではないのです。

間違った接触の仕方をしてしまうと、逆に顧客から避けられる自体に陥ってしまうのです。

「間違った接触の仕方」というのは、簡単に言うと、「売り込み」をしてしまうことです。

しかも、ソフトな売り込み・・・
つまり、お勧め程度ならまだしも、激しいアジテーション(煽り)をしてしまうと、顧客は嫌悪感を抱く可能性が高くなります。

売る立場としては、迷っている人の背中を押したいのです。

しかし、それは本当にその商品を迷っている人だけに効くのであって、それ以外の大多数、その煽りに「強烈な売り込み」と感じてウンザリしてしまうのです。

また、迷っている人の中でも、煽りによって、返って気持ちが冷めてしまうこともあります。

このような売り込み中心の接触をいくら増やしたところで、顧客は離れていき、せっかく見込み客を獲得したのに、その努力が無駄になってしまいます。

それでは、どのような接触をすればいいのか?
顧客の立場に立った情報提供や、販売者のパーソナルな情報もいいでしょう。

このように、接触頻度を増やし、少しずつ顧客との関係性を築くようにします。
そして、おすすめの商品の紹介などを行うことで、売込みではなくなるのです。


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