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現役マーケティングコンサルタントのつぶやき_コア・コンピタンスが必要なワケ

自分一人の小さな会社、実務は外注すると言うビジネス

私が独立をした当時は、起業する方の多くは
「小さなビジネスで悠々自適に生きていく」
のような風潮がありました。

今のそのようなコンセプトで起業している方も多いと思われます。

「スタッフ不要(つまり人を雇わない)」
「必要な作業が発生すれば外注する」
「どこでも、パソコンだけあれば、仕事ができる」

このようにすれば、リスクは減ります。
事務所も必要ないし、コストも最小限に押さえられる。

そして、人材育成とか社内統制など、不要なことに悩まさせることも無くなります。

さらに、自分一人だけなので、利益はすべて自分のもの。
という考え方です。

関係性マーケティングは他社との差別化した仕組みとなる


しかし、私の主題である「関係性マーケティング」をすすめていくに従って、
「このようなビジネスの進め方は関係性マーケティングとは適合しない」
ということが明確に分かったのです。

個々のお客様との深い繋がり、関係性を構築することを、目的とする関係性マーケティングは、お客様からの信頼を得る、お客様に親近感を持ってもらうなどが必須です。

そのためには、面倒だからと言って、大切な仕事を他社に任せるわけないは、いかないのです。

他社に委託すると、お客様にこちらの真意が伝わらない。
真剣度が伝わらないのです。

他社が真似できない「自社の基本的で揺るぎない姿勢と能力」とは?


お客様とどう接していきたいのか?
お客様とどのようにお付き合いしたいのか?
これらは、あなたの会社のコア・コンピタンスなのです。

つまり、「会社の基本的で揺るぎない姿勢と能力」であるのです。

会社は、どっしりと大地に根を張り、社員が一丸となって、
会社の基本的で揺るぎない姿勢でお客様と接する。

それが、他社とは違う差別化です。

そうしないと、薄っぺらな「お客様を大切に思う」では、お客様は、お見通しです。
「そんなの、言っているだけで、売りたいだけだろう」
と思っているのです。

真にお客様と長く深い関係を構築し、たくさんのファンを作りたいのであれば、面倒なことから逃げてはいけません。

お客様が増えて、一人では対応できなければ、
会社のコア・コンピタンスを理解した人を増やしていく。

たいへんな仕事ですが、それをしなければ将来はないと思っています。

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