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現役マーケティングコンサルタントのつぶやき_テレマーケィングについて

私も若かりし頃には・・・


今回はテレマーケィングについてお話します。

実は私、若かりし頃はテレマーケィングをしていました。
飛び込み営業もしていました。

朝、8時半から電話帳を切り貼りして、単語カードみたいに台紙に電話番号を貼付けたリストで、順番に電話をかけていきます。

そこでは、セールスはせずにアポだけとります。
午後はアポが取れた先にセールスに行くのです。

だから、厳密にはテレマーケティングではなく、テレアポなのですが、アポと言っても、アポが取れた段階では、ほぼ成約は確定です。

つまり、訪問する段階では、契約書に記入いただくだけなのです。

でも、午前中に電話をかけても、200件弱ぐらいしかかけられないので、せいぜい2件ほどアポがとれるかどうかという感じです。

アポ先がなければ飛び込み営業を


なので、アポ先がなければ、飛び込み営業をします。
そういう毎日を送っていました。

ところで、現在は、複数の通販会社のコンサルティングをしていますが、広告やDM以外に顧客と接触できる媒体は電話になります。

電話ではセールスせずに、フォローをする


なので、電話でセールスすることもあります。
しかし、これまでの他社の行き過ぎた電話セールスのために、顧客からは電話セールスは忌み嫌われています。

「商品に自信があるから電話しません」
というCMが過去に流されていましたね。
この広告はこの背景があるからこそ、有効なのです。

同様にDMも嫌がられる傾向がありますが、まだ、電話に比べてマシですね。

でも、電話セールスは直接顧客と会話できるので、かなり強力な方法です。

その場で成約しようとすると、どうしてもプッシュ型セールスになります。

ところで、関係性マーケィングの場合、テレマーケィングはどういう役割になるのでしょうか?

電話は相手にも負担をかけます。
特に聞きたくない、セールストークを聞かされ、しかも貴重な時間も奪われます。

でも、1対1でコミュニケーションできるので、とても有効です。

関係性マーケィングの考えでは、パーミッションをとるというのも方法の一つです。

つまり、予め許可を得ておくのです。

「使用方法など詳しくお伝えしたいのですが、お電話させていただいてもよろしいでしょうか?」
などと言った感じです。

これは、売り込みではなく、フォローである点を強調します。

しかしながら、始まりがプッシュ(押し)ではなければ電話でセールスするもの一案です。

ロイヤルカスタマーには電話も有効


あくまで、お客様のお役にたつ情報提供をするというスタンスを貫けば、顧客も安心するでしょう。

でも、できればお客様から連絡をいただけるような仕組みを作ることができれば最高ですね。

また、電話をかけるのは、その顧客がロイヤルティが高い状態かどうか、つまりロイヤルカスタマーである方が有効です。
なぜなら、すでに信頼を勝ち取っている状態なので、顧客も安心して話を聞けるからです。

私は過去に、ある有名通販会社に取材したことがあります。
その会社では、ロイヤルカスタマーに対して、年4回、つまり季節の変わり目に電話をするそうです。

もちろん、セールスではありません。
「季節の変わり目ですが、お変わりありませんか?」というお客様を思いやる確認の電話です。

この電話をすることで、更なるロイヤルティの向上を目指しています。

ちなみに、写真の猫はウチの飼い猫です。

それでは、本日も良い一日を!

(自己紹介)
CRMを中小企業にも無理なく、導入、運用でき、かつ効果的な「関係性マーケティングDX」のコンサルティングをしています

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