治療と正常の創作活動
『このように伝えたい』という意図が先立ち、それを達成する為に創作物を拵え、めでたく伝わるとする。
何が楽しい……❓
次に、たまたま本にあった草間彌生氏の言葉を。
ところでさっき家族と幽霊の話をしていた。
スマホで撮った和室の動画に
んー
という誰のでもない声が入っている。同じような動画がもうひとつある。私も夜中、謎の物音を感知していた経験があるが、家族の為に隠した。
幽霊やイマジナリーフレンド、草間彌生氏や私も持つ『不気味』なもの。全て観念上の話であり、どう頑張っても客観的に証明はできないが、確かに『居る』
私の場合『迫り来る暗幕から逃れる』という自覚された名目のもと、創作をしている。頭の中でほっといたまま漂わせていると様々な不調が生じ、ベッドから起き上がるのも億劫な自分が完成する。
しかしある意味『意図』である――が、自分の想定する『正常』に向かう為の治療でもある。つまり素朴な願いであって、結果として創作が『なされる』
ちなみに草間彌生氏は薬物で症状を抑えている最中、創作能力に低下がみられたとか。
肉体の健康を取るか、創作に人生を捧げるかは自由だが。
とにかく創作は、じっとしていられない人が自然と行うものだ。いちいち意図やら目的を持ち出してまでするもんじゃない。
うそうそ
私がそんな選民思想じみた小言を言うワケないじゃないか。
あ、お風呂に入ります。さようなら❗️
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