見出し画像

読書は人生の攻略本だから見ちゃヤダよ❗️

私が学習をする際に最も気を払っているのが『当てはめるような思考』にならないようにする事です。それは解答欄をチラチラ見ながら問題集を解く行為に似ています――が、全然違うんですけどね。

そうですね、ゲームなどでも『攻略情報を熟知』した上で取り掛かるタイプの人がいます。取り入れた『答え』を、自分の『行動』に当てはめる。これの何が楽しいのかは理解ができませんが、完璧主義者のソレでしょうか。あるいは、答えが用意されてるから安心するのか。

あたかも、砂場で遊んでいる私に対し先生が
『今日はお城をつくりなさい、あしたもお城、もうずっとお城!』
と指示してくるような。しかも採点基準は先生が握っている。楽しいワケがありません。

私が直面している、自覚の限りでの『解離性障害』も、積極的に調べたり、本を読み漁ったりしません。
『なぜ、理解しようとしないのか』……と、プンプンする人もいるかもしれませんが、冒頭の通りで、且つ私なりの『理解の手順』でもあります。

医学的、専門的な知識を仕入れ、『当てはめる』ように自分の症例と照らし合わせ、理解する方法。これを否定しているのではなく、あくまで私は『本来、既に打ち出されている答え』に、一足飛びで辿り着きたくないのです。言い換えれば『過程の重視』です。

岡山県にある直島を歩いて一周した事があります。想像通り、徒歩と自転車と車では、見える景色が違います。我ながらチープなたとえです――が、事実だと思います。車で颯爽と走り抜ければ、思考の順序に重大な欠落が生じる。これを最も危惧してるのです。

『自分の肌で感じたい、味わいたい、吟味したい』という欲求への対処でもあります。ゲームでもチーターが邪魔してくると、すっごく萎えるでしょ?

まあ本音を言うと、『ヤダ❗️ まだ帰らない❗️ もっと遊ぶ❗️』みたいな感じなんですけどね。

世界は私の遊び場です。
スーパーマンも、足長おじさんもバイバイです。

ドイツのヘーゲル大嫌いおじさんこと『ショウペンハウエル』も、読書ばっかしてたら考える力失うよ〜って言ってます。読書大好きマンの私にはキツいお言葉ですが、事実実感としてあります。

『他人の頭で考えてもらっている』と、読書ばっかする大学教授や学者を揶揄しています。

書を捨て、旅に出よなどと、安っぽい台詞は吐きませんが、バランスと、自分の楽しさと、独善に走らない人間観さえあれば、案外なんとかなります。

それでは、言い切ったのでうどんを食べます(。-∀-)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?