星にも命があると知った人類は広大な無限性に疑問を抱き宇宙の存在にも懐疑の目を向け材料の不足を嘆き、すなわち【星以外】に着目した場合その場合宇宙を満たすのは何か、ダークマターと仮に命名された不確か極まりない物質かどうかすら判別しないソレを在ると設定し砂上水上気体上に壊れかけの城を増設し歩みを進め、解明を、解明の為に？　宇宙への好奇心は何を生み出すのでしょう？
【ERROR】

全て、広い宇宙が無限の存在としたら始まりと終わりがないので私は首をかしげました、私は世界を生成したいので始まりがないと困ります、詳しくは述べませんが有限無限を擦り合わせているとおかしな矛盾が生じるのです、なので私は無限という設定をしました、でもハッキリした始まりも欲しますが、結局この人類が認知してきたイメージに寄りかかり膨らませるしかない事実に落胆します、しかし円形に広がっているようなイメージを捨て、【筒状】の世界とします、これは『しかくい』紙を丸めて未使用のカレンダーのように形づくられており、内側には従来のような宇宙が存在しています、これは遠く遠くの旅に出ても帰ってきたいので、安心の為このような措置をとりました。

この【筒】に臓器を投入し誕生を待ちます、彼女らの世界には影響はありません、やがて誕生するのは一体『何？』でしょうね、神でもなんでも望みま――
【ERROR】

言葉が過ぎました。私程度の存在がk【ERROR】

【ERROR】【ERROR】【ERROR】

臓器は緻密に作られていて安心です。私は提供を待つだけです、受容臓器の形成はなんとかなりましたが、生命の種となりうるモノは作れませんでした、種がないと生命が誕生しません、しかし、この当たり前の理屈を捻じ曲【ERROR】

それとも、パンドラの箱を安全に開ける方法を私は模索し【ERROR】

どうして？　どうして男性を配置できないのですか？　世界循環の為に必要なのに、これを許可してくださらないと【ERROR】

【ERROR】

この世界への固執がそれを招いているのですか？　この筒から出た生命を筒の中で育てることに【ERROR】

循環……循環……循環……【しかくい】の中で……望まない……そうなの？

あはは、そうなんだ。

綺麗な緑だね、見えるよ、人間の観念が作り出したエデンの園が。

じゃあ、そそいであげるから、待ってて、私が、宿せるように、もっとがんばるから――

【RELEASE】🟢